花き学科の校外研修で花き生産農家におじゃましてきました。(3月25日)
 令和3年3月17日、花き学科の校外研修で雲仙市の花き生産農家におじゃましました。




 
 最初におじゃましたのは、国見町で草花を生産されている
立石さん。
息子さんが農業大学校を卒業して、新しいハウスを導入されており、このハウスで最初に栽培したトルコギキョウについて、仕立て方や栽培管理上の課題など詳しく教えていただきました。

 また農大では栽培していない珍しい草花についても紹介していただき、大変勉強になりました。


 次におじゃましたのは、同じく国見町でバラを生産している
立石さんのところです。
 立石さんは、バラ栽培に環境制御技術の導入を試みられており、自身で施工したパッド&ファン冷房や、ヒートポンプ、養液かん水の制御装置、ミスト装置などを管理して、ハウス内の温度や湿度、日射に比例した養液施用などの管理を行っていました。


 最後におじゃましたのは、吾妻町でキク生産をしておられる
吉田さん。
 吉田さんもキク栽培に環境制御技術を導入されており、特に冬季の生産において、切り花本数と品質の向上に効果が出ているとの話をうかがえました。


  いずれの農家でも、農大の圃場だけでは触れることのできない
リアルで最先端の花き生産の現場を見せていただきました。


今回の校外研修でおじゃまさせていただいた農家の方、それから現地をご案内いただいた地元普及指導員の方、学生にとって本当に良い研修になりました。ありがとうございました。(花き学科職員)