【卒論紹介】 ブロッコリーにおける育苗時の接触刺激法と育苗箱基肥施肥法の効果(1月18日) 
卒論として、ブロッコリー育苗時の接触刺激法と育苗箱基肥施肥法を試験しました。

  接触刺激法とは育苗期に苗が寝る程度に手で押し倒して、苗の徒長を抑制し、胚軸を太くする方法です。育苗箱基肥施肥法とはセルトレイの培土に緩効性肥料を混ぜ、苗ごと圃場に植えつける方法です。
 試験区の設定は、
 A区 接触刺激無 無肥料 BB追肥専用239号1kg
 B区 接触刺激有 育苗じまん1g/セル+BB園芸1号11kg/区
 C区 接触刺激有 育苗じまん2g/セル+BB園芸1号10kg/区
 D区 接触刺激有 育苗じまん3g/セル+BB園芸1号9kg/区
 調査日の第1回目も第2回目も調整重が大きい方から、D区>C区>B区>A区の順でした。
 D区が最も大きかったです。

 今後我が家のブロッコリー栽培は「接触刺激+育苗じまん3g」で決まりです。
(野菜学科学生)

図 ブロッコリーの調整重(g/個)