県営林の概況

県営林の設置の趣旨

 県営林は、明治、大正、昭和の各時代の要請にもとづき、次の目的を達成するために造成しています。

  1. 県有基本財産の造成と、模範的造林による一般民有林造成の指導奨励並びに山村地域の振興及び国土の保全
  2. 市町村有林に県行造林を実施することによる市町村基本財産の造成、地方自治の振興
  3. 粗放利用又は未利用用地の造林による土地の高度利用と森林資源の造成及び地域産業基盤の充実
  4. 森林資源の充実による森林のもつ公益的機能の発揮
  5. 過疎防止対策としての山村周域における県営林造林資金の投下

県営林の種類

 県営林(5,459ha)は、県有林(735ha)と土地所有者との分収契約による県行造林(4,724ha)からなり、地域の範となる模範的森林の造成と森林のもつ機能を発揮させ、森林資源の充実に資する保続的な経営を目標として、第14次経営計画(令和6年度から令和10年度)に沿って事業を実施しています。

長崎県県営林第14次経営計画書[PDFファイル/2MB]

県営林の種類及び面積
県有林 長崎県の土地に植栽し、管理している森林 735.39ha
県行造林 公有林野県行造林

民有地に、分収契約をして県が植栽・管理している森林

80.59ha
長崎県行造林 4,636.44ha
現地適応試験林 7.04ha
合計 5,459.46ha

県営林の位置

 県営林は県下全域に所在しており、地域特有の景観や豊富な生態系を有する森林も多くなっています。 また、それらは同時に山地災害防止機能や水源かん養機能等公益的機能を併せ持ち、安全で住み良い県土づくりに大きく貢献しています。
 このことから、県民の森林に対する要請に応えるよう多様で質の高い森林に誘導すると共に、森林の持つ機能を十分発揮できるよう適正な森林整備に努めます。

県営林の樹種別面積

  ヒノキ スギ 未立 その他 合計
県有林 462.03ha 57.44ha 12.70ha 203.22ha 735.39ha
県行造林 3,640.97ha 436.34ha 202.06ha 444.70ha 4,724.07ha
4,103.00ha 493.78ha 214.76ha 647.92ha 5,459.46ha

県営林の入札情報

このページの掲載元

  • 林政課
  • 郵便番号 850-8570 
    長崎県長崎市尾上町3番1号
  • 電話番号 095-895-2981
  • ファックス番号 095-895-2596