就活応援コラムバックナンバー(第10回_令和6年3月22日公開)

キャリアコーディネーター就活応援コラム 第10回「インターンシップ」

第10回は「インターンシップ」をテーマにしてみたいと思います。

就活を終えたセンパイたちに、複数内定が出た企業の中から、
何が最終的にその企業を選ぶ決め手になったのかを聞いてみました。

 

1.企業を選ぶ際の決め手になったこと

・第一志望の企業だった。

・面接での雰囲気がよく、馴染めると思った。

・入社後の教育プログラムが充実している。

などの回答とともに、「インターンシップに参加して」が多くありました。

「実際に社員さんと話して、会社の雰囲気がわかった。」
「どんな仕事をしているのかを知ることができた」など、インターンでの体験が入社に
結びついています。たとえ短い時間や期間であっても現場で見聞きしたことや感じたことが、
自らの価値観や将来のビジョンに繋がっているのではないでしょうか。

 

2.インターンシップのタイプや内容

そのインターンシップですが、様々なタイプがあります。

・先着順や抽選でエントリーシートが必要ないもの。

・エントリーシート提出と面接があるもの。

・AI面接や動画を送るもの。

気軽に参加できるものから、本選考に匹敵するくらいのエントリーシートを準備する必要が
あるものまで様々です。方法はオンラインや対面での開催、期間は半日や1日などの
超短期(オープンカンパニーに分類)から1週間くらいまで様々なプログラムがあります。
グループワークやディスカッションを通して、他の就活生と触れ合うこともできますし、何より社員さんたちの働く姿、熱い思いを実感することで、自分が働く姿をイメージすることができます。

また、最近では有給の長期インターンシップに参加し、自らのスキルが通用するかを確かめつつ、
給料をもらうことの大切さを実感するインターンシップに参加する学生さんもいます。
(参考:県でも令和5年度より長期有償型インターンシップの促進を行っています)

 企業によっては、インターンシップに参加することで、本選考の一次試験免除など、その後の
選考に繋がることもあります。また採用担当の方がエントリーシートの添削や面接指導をして
くれることも多くなっています。

 

3.インターンシップに参加する意義

企業を知るというだけでなく、エントリーシートを書くきっかけや面接の心構えなど、
得るものは多いのではないでしょうか。そして、参加後はしっかり記録(業務内容や企業の
印象など)を残しておくと、選考に進む際に参考になります。

「気になる企業があれば、早めにリサーチして準備しておいた方がいい。」
「人気がある企業なら募集期間が短く、エントリーシートの内容が大事」というセンパイから
の貴重なアドバイスもお伝えしておきましょう。
2~3年生にかけて、複数回参加できればいいですね。
自己理解とともに業界・企業研究、そして仕事への理解が深まれば、大変だと感じていた就活を
楽しく安心して進めていくことができます。
自分がどのような働き方をしたいのか、自分の強み、最も得意とすることを発揮できる
自分の居場所を見つけてくださいね。

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