解雇に関する解決事例
あっせん申し出に至った経緯
労働者Cさんは、会社にて同僚の1人と折り合いが悪く、業務上の連絡事項についても口論になることがあった。ある日Cさんは社長に呼び出され、「社内での人間関係でトラブルを起こし、会社の風紀を乱したこと」を理由に解雇を告げられた。Cさんは納得がいかずあっせんを申し出た。
結果
- Cさんが会社都合により退職したことの確認
- 会社からCさんへの解決金(給与の○か月分相当)の支払い
で双方が合意し、解決した。
解決のポイント
- 解雇に至る経緯のなかで、トラブルの有無や原因などについて、双方の主張が相当食い違っており、事実関係の解明に固執すると、双方の歩み寄りが難しくなると考え、事実関係には深入りしなかった。
- あっせん員が会社側へ、今回の解雇の有効性が不確かな点及び解雇手続きの不備を指摘し、解決金の調整を行った。
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