壱岐地域の向こう一ヶ月の農作物病害虫の発生と防除対策についてお知らせです。
早期水稲では、いもち病やウンカ類の防除のために、移植前に箱処理剤の散布を必ず行いましょう。また、十分な効果が得られるよう丁寧に行ってください。 普通期水稲では、縞葉枯病の防除対策として、5月上旬までに水田を耕起して、媒介虫であるヒメトビウンカの密度を下げるようにしてください。 麦では、赤かび病の発生に注意しましょう。発生を認めてからの防除では効果が劣るので、予防散布を行ってください。
いちごでは、育苗床での炭疽病とうどんこ病の発生に注意して下さい。特に炭疽病は発病株を見つけしだい除去し、定期的に薬剤防除を行いましょう。なお、本圃においては収穫を終了した株はうどんこ病の伝染源となるので、早期に除去して下さい。