地域の特色
1 世界に通じた長崎街道
県央地域は、島原半島と長崎市を含めた西彼半島との合流地点であり、昔から交通の要衝として栄えてきました。地域を通る長崎街道沿いは、江戸時代に出島から街道を通って海外の砂糖と菓子文化が広まり、シュガーロードとも呼ばれています。
東彼杵町は、長崎街道と県北地域への街道である平戸往還との合流地点の宿場町として、さらに近年まで鯨肉の流通拠点として栄えました。
また、波佐見町で作られた陶磁器(コンプラ瓶)は、出島から醤油や酒を輸出する際の容器にも使われていました。
2 フルーツ、お茶、陶磁器など個性的な特産品
東彼杵町ではお茶の栽培が盛んで、平成29年、30年、令和元年、2年に4年連続で全国茶品評会の「蒸し製玉緑茶部門」で日本一の産地賞を獲得しました。また、内海である大村湾で獲れるなまこは非常にやわらかく中国では最高級品として珍重されています。
波佐見町は、全国有数のやきもの「波佐見焼」の産地です。近年は、新しいアイデアと伝統の技術を活かし、デザイン性が高く個性的な食器が注目され、人気となっています。また、移住者によるおしゃれなカフェや陶芸アーティストとしての起業なども増えており、盛り上がっている地域でもあります。
移住体験受入地域の概要
集落名 | 集落の概要 | |
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東彼杵町彼杵地区 |
町の中央部に高速道路ICがあり、長崎市内まで30分、福岡市内まで90分とアクセスが良好。古くから長崎街道宿場町として栄えた町。近年は移住者が増え、パン屋、カフェ、ゲストハウス等の起業で地域にも賑わいが見られます。 | |
東彼杵町千綿地区 |
町の中央部に高速道路ICがあり、長崎市内まで30分、福岡市内まで90分とアクセスが良好。古くから長崎街道宿場町として栄えた町。大村湾を間近に望む千綿駅は懐かしさを呼び、フォトスポットとしても有名です。 |
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波佐見町 New !おすすめ集落!移住情報[波佐見町][PDFファイル/1MB] |
西九州自動車道が町北側を走り、ハウステンボスや嬉野温泉まで25分ほどの距離。400年の歴史を持つ「波佐見焼」や日本酒「六十餘洲」が特産。独立起業を目指す方等を受け入れており、使われていない工房を貸し出す制度もあります。 |
長崎県への移住について(外部リンク)
長崎県移住支援公式HP ながさき移住ナビ(新しいウインドウで開きます)
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- 農山村振興課
- 郵便番号 850-8570
長崎県長崎市尾上町3番1号 - 電話番号 095-895-2915
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