高病原性鳥インフルエンザの防疫対策の徹底について

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日本における高病原性鳥インフルエンザについて、昨シーズンは昨年9月30日に北海道で回収された死亡野鳥から本病ウイルスが検出されて以降、本年6月17日までの期間で19道県227件の野鳥等での陽性事例が確認され、長期間にわたり家きん農場への本病ウイルスの侵入リスクが高い状態にあったと考えられました。家きん農場においては、これまでで最も早い10月17日に発生が確認されて以降、本年2月1日までに14道県51事例が確認されました。

近年、アジア、欧州、北米、南米など世界的に高病原性鳥インフルエンザの流行が続いていることを踏まえると、今シーズンも渡り鳥の飛来によってウイルスが日本に侵入する可能性は極めて高いことから、関係者が厳重に警戒し、対策を徹底する必要があります。これから本格的な渡り鳥の飛来時期を迎えるに当たり、下記の資料を参考に防疫対策の徹底をお願いします。

鳥インフルエンザ対策徹底のポイント2025[PDFファイル/492KB]

また、令和7年10月から令和8年5月まで、飼養衛生管理基準の遵守状況の自己点検(基本的な管理項目である次の7項目について毎月点検)を実施・報告していただきます。ご協力よろしくお願いします。

1. 衛生管理区域に立ち入る者の手指消毒等(項目13(17※))
2. 衛生管理区域専用の衣服及び靴の設置並びに使用(項目14(18※))
3. 衛生管理区域に立ち入る車両の消毒等(項目15(19※))
4. 家きん舎に立ち入る者の手指消毒等(項目20(22※))
5. 家きん舎ごとの専用の靴の設置及び使用(項目21(23※))
6. 野生動物の侵入防止のためのネット等の設置、点検及び修繕(項目24(25※))
7. ねずみ及び害虫の駆除(項目26(27※))
(※改正後の飼養衛生管理基準の項目番号)

家きん一斉点検のチェックポイント[PDFファイル/303KB]

このページの掲載元

  • 県南家畜保健衛生所
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    長崎県島原市有明町大三東戊908番地1
  • 電話番号 0957-68-1177
  • ファックス番号 0957-68-2056