令和6年6月6日に佐賀県唐津市において、九州では初めて野生イノシシから豚熱の感染が確認されました。令和7年2月3日に本県でも野生イノシシから豚熱の感染が確認されました。
また、アフリカ豚熱(ASF)は国内未発生ですが、今後とも海外からの侵入に対する警戒を怠ることなく、本病の発生予防に努めることが重要です。
- 豚熱とアフリカ豚熱は、全く別の病気です
- 豚熱およびアフリカ豚熱は、豚及びイノシシの病気であり、人に感染することはありません。
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豚熱に感染した豚・イノシシの肉が市場に出回ることはありませんが、仮に感染した豚等の肉を食べても人体に影響はありません。
【狩猟・有害鳥獣捕獲をされる皆様へ】豚熱感染防止に向けたお願い
感染したイノシシは糞便中などにウイルスを排出し、環境中(土壌、植物など)を汚染します。環境中にウイルスがいる山に入ると、靴、車両のタイヤ、猟具等に付着して豚熱ウイルスを拡散させるおそれがあります。
そのため、狩猟を行う際は、豚熱感染防止の取り組みにご協力をお願いします。
1.狩猟した後、大きく移動する際に「洗浄」・「消毒」を実施する。
(具体的には、別の山へ移動するとき、山を降りるとき、移動途中でコンビニなどに立ち寄るときなど。)
2.解体後の内臓等は、放置せず二重に袋につつみ衛生的に処理するか、やむを得な い場合は 消毒等を適切に行い、公衆衛生の確保等に十分に 配慮した上で適切に埋置する。
3.豚熱感染確認区域から捕獲した野生イノシシの肉、内臓、血液等は原則持ち出さない。
4.自宅に帰ってから特に念入りに「洗浄」・「消毒」を実施(靴の裏、タイヤ、器具(ナイフなど))。次の猟場にウイルスを持ち込まない。
※詳しくは農林水産省、環境省が作成したリーフレットをご確認ください。
関連リンク
1.豚熱(CSF)について(農林水産省HP)
豚熱(CSF)について:農林水産省 (maff.go.jp)
2.アフリカ豚熱(ASF)について(農林水産省HP)
アフリカ豚熱(ASF)について:農林水産省(maff.go.jp)
3.野生イノシシにおける豚熱対策(農林水産省HP)
野生イノシシにおける豚熱対策:農林水産省 (maff.go.jp)
4.県内の野生イノシシにおける豚熱の感染確認について(長崎県HP)
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