1年課程 (定員30名)
現代の私たちの生活を支えてくれる多くの製品は金属を使って製造されています。その金属を接合する技術が“溶接”です。新幹線等に使われる薄くて小さな部品から船やスタジアムなどの大型部品を高精度に、また強度を保ちながら加工するためには、機械の性能もさることながら、高度な“溶接”技術が必要となります。
製造業の溶接ロボット導入のニーズに応え、溶接技術科でも最新溶接ロボットによるオペレーション訓練がおこなえる設備を充実させ、企業ニーズに即した訓練を実施しています。
溶接技術科では、学科・実技を通して製造現場で必要とされる溶接技術と知識・資格を習得し、即戦力となる人材を目指します。
溶接技術科(令和2年度生)の4月から7月までの訓練の様子を動画で紹介しています。(長崎県インターネット放送局「よかテレ」に移動します。)
基本的なアーク溶接作業の習得はもちろんのこと、製造業で働くために必要な10種類以上の資格が取得できます。基本的な技能を身に付け就職するため、企業から即戦力としての高い評価を受けています。
長崎県には、溶接技術を必要としている企業がたくさんあります。毎年、県内企業から定員数以上の安定した求人があり、幅広い就職分野から就職活動をすることができます。(令和元年度求人数:55社)
溶接技術科修了生は皆さんが知っている県内企業で活躍しています。皆さんが就職した際に相談できる仲間がたくさんいますので安心して製造業の道に進むことができます。
教科 | 科目 | 訓練時間 |
---|---|---|
学科 | 溶接法 | 100時間 |
特殊溶接法 | 90時間 | |
製図・展開図 | 50時間 | |
試験法及び検査法 | 30時間 | |
金属材料学 | 20時間 | |
安全衛生 | 30時間 | |
生産工学概論 | 20時間 | |
材料力学 | 20時間 | |
塑性加工概論 | 20時間 | |
測定法 | 20時間 | |
その他の学科 | 134時間 | |
学科時間合計 | 534時間 | |
実技 | 溶接基本実習(アーク溶接) | 210時間 |
溶接基本実習(ガス溶接) | 20時間 | |
熱切断基本実習 | 30時間 | |
特殊溶接実習 | 174時間 | |
試験及び検査実習 | 40時間 | |
安全衛生作業法 | 20時間 | |
機械操作基本実習 | 30時間 | |
測定基本実習 | 20時間 | |
溶接ロボットティーチング実習 | 40時間 | |
プレス加工基本実習など | 20時間 | |
その他の実技 | 262時間 | |
実技時間合計 | 866時間 | |
総訓練時間 | 1,400時間 |
※カリキュラムは変更する場合があります。