大曲敦家住宅(主屋・石垣・石段・庭園)

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おおまがりあつしけじゅうたく(おもや・いしがき・いしだん・ていえん)

大曲敦家住宅   ――――――――――――――――――――――
    登録番号:景資第2-69号
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    登録日:平成17年4月15日
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    所在地:平戸市岩の上町
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    所有者:個人
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 平戸藩は県内の他藩と異なり、城下で武家屋敷街の造成を行わず、家臣達は城の南に広がる緑豊かな丘陵地に屋敷を建てて居住した。

 この大曲敦家住宅の主屋は、大正13年に建造された木造2階建て瓦葺きの建物で、平戸の武家住宅の系譜を引いた書院造りの近代住宅である。南面・西面に縁を設け、庭に対して開け放つことができ、平戸の武家屋敷の特徴である平戸つつじや槙を植裁した庭園と一体感を演出できるようになっている。

 同じく景観資産に登録されている「内野家住宅」や「大曲公家住宅」などの所有者とともに「平戸の庭を守る会」を結成し、つつじの開花に合わせて庭園を公開する取り組みも行われ、毎年、市の内外から多くの人々が訪れている。

 国登録有形文化財。

 内部の見学はできません。


※建築用語の解説

書院造:室町時代中期以降に成立した武家住宅の様式


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