石木ダム建設事業が環境に与える影響はないのか?
長崎県の条例に基づいて、ダム建設による環境への影響について調査を行っており、影響を受けると予測される場合には、その対策をしっかり行うこととしています。
1.大気環境(大気汚染、騒音、振動 など)への配慮
工事中において、定期的な散水、工事用車両タイヤの洗浄、建設機械の複合同時稼働・高付加稼働の回避、低騒音型建設機械の使用等を実施します。
2.水環境(水質 など)への保全措置
選択取水設備や曝気循環施設を設置し、水質の保全に努めます。
3.生物に係る環境(動物、植物 など)への保全措置
生息地の一部が無くなる貴重な動物や植物は、学識者の指導、助言を受けながら、移植等を行います。
4.人と自然・文化的環境(景観、歴史的文化的環境 など)への配慮
八武岩板碑(石塔)等の文化財については、関係機関等と協議を行い、移設や記録保存等の実施可能な範囲内でその保全対策に努めます。
5.環境負荷(廃棄物)への配慮
工事の実施により、コンクリート塊、アスファルト・コンクリート塊、脱水ケーキや伐採木が発生するため、これらの再利用 に努めます。
6.環境影響評価の総合評価
大気汚染や水質汚濁などの調査及び予測により環境保全措置を検討した結果、事業の実施による環境への影響は、実行可能な範囲内でできる限り回避、又は低減され、必要に応じその他の方法により環境の保全についての配慮が可能であると評価しています。また、選定した項目に係る環境要素は環境基準等と整合が図られていると評価しています。石木ダム建設にあたっては、環境に配慮して事業を進めていきます。
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- 石木ダム建設事務所
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