「長崎県の道づくり基本方針」は、これまでの道路整備の進め方の検証結果や、地域や道路の現状・課題、及び様々な状況変化を踏まえ、今後5年間(平成28年度から令和2年度)の本県道路行政の基本方針や取り組むべき施策を定め、道路行政を運営するうえでの指針とするもので、平成27年12月に策定しました。
また、この基本方針に基づき、「長崎県の道路整備に関するプログラム」を平成31年3月に策定しました。
〇産業や地域が輝く活力に満ちあふれた、たくましい長崎県を実現するためには、アジアに近い立地を活かし、魅力ある観光立県として観光振興をはじめとして、企業立地促進や物流の効率化、地域振興などを強く支援する必要があります。このため、県内外の主要都市間、県内の都市部と半島部の時間短縮や定時性の確保により、地域間の交流促進や連携強化を図る規格の高い道路(高規格道路・地域高規格道路)を重点的に整備します。
〇本県は、多くの離島、半島で構成されていることから、人が輝く、たくましい長崎県を実現するためには、安全・安心で快適な暮らしを確保するとともに、災害時においても県民の生命や財産、暮らしを守る強靭な県土づくりの支援、さらには、老朽化が進む道路インフラを適切に維持していく必要があります。このため、生活に密着した道路の整備・維持管理が重要であり、防災対策、道路インフラの長寿命化、交通安全対策、交通円滑化対策などを計画的に推進します。
※●長崎県の道路整備に関するプログラム[PDFファイル/2MB]