人口減少や高齢化の進展に伴い、今後ますます、県民ニーズは多様化・細分化し、行政のみでカバーすることは困難を極めるため、県民生活環境課では、多様化する県民・市民ニーズを解決する手法として、多様な主体との「連携・協働」の推進を図っています。
行政職員に「連携・協働」の有用性・必要性を認識してもらい、これらの意識を醸成することを目的として、自治体が抱える課題に「連携・協働」がどのように役立つかを具体的にイメージできるテーマ別・分野別の行政職員向け協働研修を実施しています。
県職員向け協働研修
協働研修は、行政課題の解決に資するテーマを設定し、テーマに沿った活動を行っているNPO法人からの発表、「協働」の事例・手法について学習する内容としております。
令和6年度実施状況
開催日 | 対象職員 | テーマ | 講師 | 人数 |
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2月6日 (オンライン開催) |
主に主任以下の職員 |
地域づくりにつながる前向きな「協働」とは? ~ 地域課題解決と住民参加を同時に実現する考え方と方法論 ~ |
認定NPO法人サービスグラント 代表理事 嵯峨 生馬 氏 |
48人 |
令和5年度実施状況
開催日 | 対象職員 | テーマ | 講師/事例発表者 | 人数 |
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2月13日 (対面+オンラインのハイブリッド開催) |
主に主任以下の職員 |
コロナ禍後の協働と県職員に求められること |
長崎大学経済学部 山口 純哉 氏 (特非)宮崎文化本舗 |
55人 |
令和4年度実施状況
開催日 | 対象職員 | テーマ | 講師/事例発表者 | 人数 |
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7月8日 |
対馬振興局 |
地域の『教育力』を活かす~学びの交流事業~ |
長崎大学経済学部 山口 純哉 氏 (一社)対馬里山繋営塾 |
30人 (1) |
7月22日 |
文化観光国際部職員 |
波佐見講堂を活かしたまちづくり |
長崎大学経済学部 山口 純哉 氏 NPO法人 波佐見講堂ファンクラブ |
20人 |
8月19日 |
土木部職員 |
道を舞台に、景観・自然・歴史・文化などの地域資源を生かした運動による協働 |
長崎大学経済学部 山口 純哉 氏 ながさきサンセットロード推進協議会 会長 坂本 道徳 氏 |
41人 |
令和3年度実施状況
令和3年度は、一部、オンライン開催を導入するとともに、市町職員の参加も呼び掛けて実施しました。
開催日 | 対象職員 | テーマ | 講師/事例発表者 | 人数 |
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8月30日 (オンライン) |
管理職等 職員
|
健康・体力・楽しみづくりの地域スポーツコミュニティ振興事業~人とのつながりで地域力アップへ~ |
長崎大学経済学部 山口 純哉 氏 (特)長崎ウェルネススポーツ研究センター 理事 江頭 郁子 氏 |
32人 (5) |
8月31日 (オンライン) |
島原振興局職員 |
全ては子供達の未来のために。蒼ノ扉からつながる「ソーシャルグッド」協働の連鎖 |
長崎大学経済学部 山口 純哉 氏 NPO法人 アオノトビラ |
38人 (11) |
9月2日 (オンライン) |
こども政策局職員 |
切れ目のない子育て支援 遊びで広がる地域のつながり |
長崎大学経済学部 山口 純哉 氏 (一社)トムテのおもちゃ箱 |
28人 (7) |
10月26日 午前(対面) |
県民生活環境部職員 | 学生×地域のつながりで海の環境を守る |
長崎大学経済学部 山口 純哉 氏 ながさき海援隊 |
34人 |
10月26日 午後(対面) |
管理職等 職員 |
HASAMIから拡げよう! ~スポーツによる地域活性の取組み~ |
長崎大学経済学部 山口 純哉 氏 (特)ALH 理事長 笹山 敏夫 氏 |
31人 |
10月28日 (オンライン) |
五島振興局職員 | 健康・体力・楽しみづくりの地域スポーツコミュニティ振興事業~人とのつながりで地域力アップへ~ |
長崎大学経済学部 山口 純哉 氏 (特)長崎ウェルネススポーツ研究センター 理事 江頭 郁子 氏 |
28人 (13) |
※「人数」欄の( )は内数で市町職員数
県・市町NPO・協働担当者研修会
研修会では、「協働」の事例や手法について学習した後、参加者同士のグループワークやテーマに沿った活動を行うNPOからの事例を発表してもらう内容としております。
令和6年度実施状況
- 開催日時 令和7年2月4日 14時から17時まで
- 開催方法 オンライン
- 参加者数 市町・県職員等13名
- 内容
テーマ:コロナ禍後の協働と自治体職員に求められること
《講 義》
講 師:長崎大学経済学部 准教授 山口 純哉 氏
内 容:協働とは何か、協働の必要性などについて解説し、事例の紹介を交えながら、協働を進めるための具体的な手法について講義し、最後に自治体職員に求められることを教示。
《グループワーク》
テーマ:1.自治体の組織内における協働推進にかかるお悩み
2.市民との協働の推進にかかるお悩み
目 的:市民や自治体との協働における悩みの共有や学びあいによって、いつでも相談しあえるような関係性を構築。
結 果:参加者を2グループに分け、グループ内でテーマや内容に沿った議論を実施し、考えを共有した。
令和5年度実施状況
- 開催日時 令和5年12月20日 14時から17時まで
- 開催方法 県庁3階312会議室
- 参加者数 市町・県職員等21名
- 内容
テーマ:コロナ禍後の協働と自治体職員に求められること
《講 義》
講 師:長崎大学経済学部 准教授 山口 純哉 氏
内 容:協働とは何か、協働の必要性などについて解説し、事例の紹介を交えながら、協働を進めるための具体的な手法について講義し、
最後に自治体職員に求められることを教示。
《グループワーク》
テーマ:1.自治体の組織内における協働推進にかかるお悩み
2.市民との協働の推進にかかるお悩み
内 容:組織内や協働の取組推進における課題・悩みを共有し、それらの解決策を考える。
結 果:参加者を3グループに分け、グループ内でテーマや内容に沿った議論を実施し、考えを共有した。
令和4年度実施状況
- 開催日時 令和4年12月22日 13時30分から16時40分まで
- 開催方法 県庁3階307会議室
- 参加者数 市町・県職員等22名
- 内容
テーマ:NPO等と協働する勘所
《事例発表》
事例発表者:(特非)心澄 理事長 宮本 鷹明 氏
内 容:心澄の事業として、子ども若者総合相談センター「ゆめおす」、若者サポートステーション、就労継続支援B型施設、
グループホーム「おえん」の運営などについて紹介しつつ、一般論としての「福祉」の今や若者支援について発表。
《グループワーク》
テーマ:1.協働の推進にかかる役所内の雰囲気
2.協働が上手く進んだ事例にみるコツ
内 容:各市町等の協働の意識の現状や、優良事例について情報を共有し、具体的な手法などについて学び合う。
結 果:参加者を3グループに分け、グループ内でテーマや内容に沿った議論を実施し、考えを共有した。
《講 義》
講 師:長崎大学経済学部 准教授 山口 純哉 氏
内 容:協働とは何か、なぜ協働が求められるのかといったことについて解説し、事例の紹介を交えながら、協働を進めるための
具体的な手法について講義。
令和3年度実施状況
- 開催日時 令和3年11月10日 10時から12時まで
- 開催方法 県庁3階308会議室
- 参加者数 市町・県職員22名
- 内容
《講 義》
テーマ:失敗から学ぶ市民協働との向き合い方
講 師:長崎大学経済学部 准教授 山口 純哉 氏
《グループワーク》
テーマ:より良い市民との関係をつくるために!
内 容:あらゆる場面において市民と関わる際に発生している(しうる)問題・不安を共有し、それらの解決策を考える。
結 果:参加者を4グループに分け、グループ内でテーマや内容に沿った議論を実施。若返り、マッチング、移住者の地域への巻き込み、
若者などのキーワードやいかに居場所をつくるかが大事などの意見が出された。
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