第3回発表会

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第3回 大村湾環境ネットワーク活動発表会

三河湾の環境修復に長年取り組まれた名城大学の鈴木先生をお迎えして基調講演をいただきました。
ネットワーク会員の2団体から活動発表をいただき、活動の成果である、生ゴミ減量用のぼかしや、リサイクル堆肥の無料配布を行いました。
大村湾漁協のご協力により、海産物の即売会も行いました。

 

日時 : 平成24年12月8日(土) 13時00分~16時00分

場所 : 長与町老人福祉センター 大ホール

内容 :

13時30分~14時20分

■基調講演

「内湾の環境悪化の主要因とその修復について -三河湾を例として-」
名城大学大学院総合学術研究科 特任教授 農学博士 鈴木輝明氏
鈴木輝明氏三河湾

三河湾では30年間で累計約1800ha(湾全体の約3%)が埋め立てられた。元愛知県水産試験場場長鈴木輝明氏は、三河湾の赤潮発生日数は、沿岸の埋立て面積と関係があることを指摘。

このようなことを背景として愛知県漁業協同組合連合会は干潟浅場の大規模造成による漁場環境修復を提言。三河湾では1998年から2004年にかけ、例を見ない大規模な干潟・浅場造成が実施された。 湾口部の航路確保のため浚渫した砂を用いて、湾内に600ha(湾内で埋め立てられた面積の3分の1)の干潟・浅場を造成。その後、三河湾でのアサリの漁獲量は年々増加傾向を示し、愛知県は全国の約7割を占めている。

 

14時30分~15時00分

■活動発表 長与地球に優しい会 佐々木千鶴枝氏
佐々木千鶴枝氏

EM菌を活用した生ゴミ処理は、生ゴミを減量するだけではなく、肥料を使用しない野菜づくりが可能となる。長与地球に優しい会の活動には、数多くの研究者・行政等の支援が不可欠であり、特に長与町役場からは色々と支援して頂いた。

 

15時10分~15時40分

■活動発表 長崎海洋環境研究会 浜野 淳氏
浜野淳氏

大村湾内におけるアナアオサの発生状況、及び長崎海洋環境研究会によるアナアオサを活用した堆肥の製造等について説明。 当会は、アナアオサの活動の他に、児童を対象とした環境学習等に積極的に取り組んでいる。

 

[大ホール入口]

13時00分~16時00分

  • 海産物等の展示即売会 大村湾漁協
  • EM菌・ボカシ等の無料配布 長与地球に優しい会
  • 大村湾のアナアオサを使用した堆肥の無料配布 長崎海洋環境研究会
    大村湾漁協長与地球に優しい会長崎海洋環境研究会

 

チラシのダウンロードはこちらから
大村湾環境ネットワーク活動発表会 [PDFファイル/512KB]

 

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