式見漁港(しきみぎょこう)の紹介

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式見漁港(しきみぎょこう)

式見漁港(平成31年3月撮影)

◎漁港の種類:

第2種漁港

◎漁港の指定:

昭和27年6月23日

◎漁港の概要:

 西彼半島及び長崎市の西部に位置し、地形が急峻で集落は斜面に張り付いた形となっています。古くから漁業のまちとして繁栄してきており、前面に広がる五島灘は魚類の宝庫となっており、刺し網や一本釣りが主たる漁業となっています。また、漁港背後には、水産物加工品製造・販売所(式見かまぼこ)等もあり、長崎県の水産業に寄与されています。

 主な事業内容

◇漁港施設機能強化事業(平成24年度から平成28年度)

 当漁港は、台風波浪の影響を受けやすく、漁港施設や背後集落の被災、並びに他港への避難を余儀なくされていました。式見川を波浪が遡上し護岸を越波して背後集落を冠水させるため、早急な外郭施設の整備が期待されていました。そのため、導流堤の新設による背後集落冠水防止を図り、住民の安全・安心な生活環境を確保し、防波堤及び護岸の改良により、越波による漁具や陸揚げ漁船の被害を防止することで生産活動の円滑化を図ることを目的として整備を進め、平成28年度に完成しました。

導流堤の整備状況(H26完了)

 

防波堤及び護岸の整備状況(H28完成)

◇海岸堤防等老朽化対策事業

 近年の震災等による被災防止の観点から開口部の閉鎖作業の省力化が必要視されているため、既存開口部の廃止(封鎖)や階段化等を施し、安全性の向上を図ること及び海岸保全施設の老朽状況や適切な維持管理水準の確保により、確実な防護と既存施設のライフサイクルコストの低減を図ることを目的として整備を進め、令和元年度に完成しました。

開口部対策の整備状況(R1完成)

◇強い水産業交付金事業

 岸壁において、車両の転落などを防止し安全性を確保するため、車止めの設置を行う予定です。

車止め整備予定箇所

このページの掲載元

  • 長崎港湾漁港事務所
  • 郵便番号 850-0033 
    長崎県長崎市万才町3番17号
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