長崎こども・女性・障害者支援センター概要

長崎こども・女性・障害者支援センターの沿革及び各相談窓口の案内について掲載しております。

センターの概要

「長崎こども・女性・障害者支援センター」は、中央児童相談所、婦人相談所、長崎身体障害者更生相談所、長崎知的障害者更生相談所、精神保健福祉センターの5つの機関が統合し平成19年4月から開設されました。また、長崎こども・女性・障害者支援センターの3階には、「視覚障害者情報センター」及び「聴覚障害者情報センター」が併設されています。

センターの支援内容

子どもに関すること

近年・子どもへの虐待は後を絶たず、子どもの命が奪われるといった重大な事件も発生しています。また、日頃から育児のことで悩みを持つ方もたくさんいます。 子どもの様子や子育て中の家庭の様子がおかしい、と感じたら、周りの方も含めて早いうちにお近くの窓口に連絡・相談することが大事です。十八歳未満の児童の育児やしつけ、心身の発達の遅れ、非行、不登校、養育、虐待などの相談窓口は市町につくられていますが、特に専門的な知識や技術が必要な場合には、センター職員が市町と連携して支援します。

女性に関すること

女性が抱える問題は、時代とともに複雑多様化してきており、DV(配偶者等からの暴力)など、緊急性の高い深刻なケースが急増しています。家庭内の問題だからと一人で悩まず、問題が深刻にならないうちに相談する事が大切です。センター及び各市町には女性相談窓口があり、電話相談や来所相談に対応していますが、「暴力から逃れる必要がある」など、緊急性が高いと判断される場合は、一時保護を行います。

配偶者からの暴力被害(DV)に関すること

 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)」に基づき、様々なDV被害者の支援をします。DV被害者とは、配偶者やパートナーからの暴力被害者です。男女を問いません。

 障害のある方に関すること

障害のある方の相談に応じて総合的な支援を行います。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳に関する相談のほかに、身体障害のある方へは、補装具や福祉制度の相談等、知的障害のある方へは、地域生活の支援・相談等、精神障害のある方へは、自立支援医療の支給認定、就労準備支援等を行います。また、長崎こども・女性・障害者支援センターでは、交通事故などによって脳が傷ついておこる障害(高次脳機能障害)のある方への支援も行います。

こころの健康相談

社会環境の激しい変化に伴い、こころの悩みを持つ方が増えています。日常生活の悩み、家族や職場などでの人間関係の悩み、精神疾患の医療相談など、「こころ」に関する相談を電話「こころの電話」と面接形式で受け付けています。「こころの電話」は、気軽にお話ししていただくために専任の相談員が対応いたします。また、面接での相談(予約制)は、精神科ソーシャルワー力一、保健師、精神科医師などの専門スタッフが対応し、必要があれば診療も行います。

 児童相談所・婦人相談所としての機能     

こども・女性支援部

相談支援一課

相談支援二課

児童にかかる相談受付、児童虐待への対応児童福祉施設等への措置等

保護判定課

判定班 児童の心身の発達や状態の判定、心理療法等
こども保護班 一時保護児童の保全、生活指導、行動観察等

 女性支援課

女性支援班 女性相談
女性保護班 女性の一時保護、女性保護施設
 

身体障害者更生相談所・知的障害者更生相談所・長崎県障害者権利擁護センター・精神保健福祉センターとしての機能

障害者支援部      更生相談課   身体障害者支援班

身体障害者手帳に関する相談、巡回相談、補装具・自立支援医療(更生医療)の判定、地域生活に係る専門相談・支援事業等

知的障害者支援班 療育手帳に関する相談、巡回相談等
精神保健福祉課  精神保健福祉班

精神障害者保健福祉手帳に関する相談、自立支援医療(精神通院医療審査会に関する)

精神保健福祉相談(精神科診療)、精神保健福祉に関する企画立案・研修・普及啓発等

高次脳機能障害者の相談・支援、高次脳機能障害に関する普及啓発等

 

 

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