教育事務職員インタビュー
長崎県の教育事務職員として勤務している職員に日頃の勤務のことや教育事務を志した理由についてインタビューを実施しました。
年6回の連載を予定しています。
No.01
勤務歴
平成26年4月 南島原市立新切小学校
平成28年4月 長崎県立長崎工業高等学校定時制(長崎市)
平成31年4月 長崎県立奈留高等学校(五島市)
令和4年4月 長崎県教育庁教職員課(長崎市):現所属
ある一日の流れ
08時55分 登庁
09時00分 スケジュール管理、メールチェック
09時10分 研修会場設営・受付開始
10時00分 教育事務職員研修会 司会進行
12時00分 昼食・休憩
13時00分 教育事務職員研修会 グループワーク進行
15時30分 教育事務職員研修会終了・会場撤去
16時00分 研修アンケートとりまとめ
17時00分 郵便物チェック
17時30分 スケジュール管理、メールチェック
17時45分 退庁
現在の仕事内容
事務職員採用
R5年度は教育事務のインターンシップを初めて実施するなど、事務職員の採用に関する企画立案にも関わっています。
事務職員研修運営
研修内容の検討、講師の選定、研修会の司会や服務規律に関する講師担当を行っています。
教職員の服務関係(休暇等)条例規則の制定・改廃等
教職員の皆さんの休暇制度やその利用状況が適切であるかなど服務関係の管理を行っています。
教育事務を志望した理由
21市町完全制覇
学校は県内21市町全てに設置されています。
全ての市町を訪問し、その土地の風土や文化、街並みなどをより深く知るためには教育事務が最適だと考えました。
現在、20市町への訪問を達成しました。
スキルを活かして
工学部出身でICTに関する知識が多少あったので、ICT教育の面で学校へ貢献できると考えました。
実際に、学校勤務ではICT機器の管理を任されることも多く、その知識は大いに役立ちました。
これまでの業務で印象的な出来事
仕事内容のイメージ
自分が学生生活を送る中では教育事務の方と関わる機会はほとんどなかったので、黙々と経理事務を行っているというイメージでした。
実際に自分が働いてみると、正反対だったことが印象的です。
アクティブな仕事
経理事務で黙々と仕事をすることはありつつも、校内で破損個所がないか定期的に見まわったり、業者さんと綿密に打ち合わせをしながら修理等を行ったり、幅広く学校の管理運営に関わるアクティブな仕事であることを知り、仕事がより楽しいものになりました。
安全点検のために学校の屋上にはもう数えきれないほど登りました。
福利厚生について
休暇制度の充実
長崎県は現在男性職員の育児休業取得について、特に力を入れています。
分割取得ができるようになったり、短期間での取得が可能な職場環境づくりなどが進み、私が採用された頃と比べ、
男性が育児休業を取得することが多くなってきました。
私も取得できる状況になったら積極的に取得したいと考えています。
メッセージ
住めば都の離島生活
他県の友人からは「長崎県は離島勤務が大変そう」とよく言われます。
実は私自身も採用される前は離島勤務に対する不安を持っていましたが、採用6年目から3年間五島市の奈留島で過ごしました。
住めば都とよく言いますが、奈留島での生活は正にその通りで、島の自然の豊かさ、人々の温かさ、風向きから定期船の欠航具合を予測する能力など、旅行等でただ訪問するだけでは得られない多くのことを学ぶことが出来ました。
皆さんもぜひ県職員として離島生活を楽しんでもらいたいなと思っています。
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