放送日
- 令和5月9月9日(土曜日)12時から12時30分
テーマ
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長崎県立高等技術専門校
出演者
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長崎県立佐世保高等技術専門校 指導第一課 電気システム科指導員 川口 勝(かわぐち まさる)
ポイント
- ものづくり分野の基礎的な技術・技能を習得できる高等技術専門校の特徴や魅力のほか、入校選考試験について紹介する。
内容
高等技術専門校の紹介
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長崎県が設置・運営する職業訓練をおこなう施設で、主にものづくり分野の基礎的な技術・技能を修得できる。
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県内には、長崎高等技術専門校(長与町)と佐世保高等技術専門校(佐々町)の2校がある。
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訓練科目は、ものづくりを支える溶接・機械加工・塗装、まちづくりを支える建築・電気・配管、県の産業を支える観光、すべての企業をサポートするオフィスビジネス・商業デザイン、安全な交通を支える自動車整備。
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2年課程と1年課程があり、いずれも地域で活躍する人材を育成。
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18歳以上であれば入校可能、Iターン・Uターンの方大歓迎。
長崎県の高等技術専門校の特徴
基本が学べる
- 入校生のほとんどが、普通課程の高校を卒業した学生である。
- 専門知識がなくても、丁寧な指導で基本からスタートするので安心して学べ、就労後は技能者として自信を持って働くことができる。
資格の合格率が高い
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在校中にそれぞれの専門分野で活かすことができる資格を多く取得でき、独学では難しい国家資格でも、高い合格率を誇っている。
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例えば、令和4年第1種電気工事士の合格率は全国の約38%に対して高技専は約91%。
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他の国家資格も全国の合格率に対して非常に高い合格率を出している。
就職率が高い
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修了生のほぼ全員が就職し、県内企業への就職率も高い。
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令和4年度修了生就職率98.4%、県内就職率97.9%。
経費がかからない
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授業料、入学金などが無料であることも大きな特徴。
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ただし、教科書や作業服、資格受験料などは本人の負担となる。それでも年間約9万円程度の負担である。
寮の設置
- 離島の方や遠方のため通うことが困難な方のために、両校とも寮を設置している。(寮費は自己負担)両校、女子寮も設置している。
専門校に入校すると
信頼できる仲間ができる。
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同じ就職分野に向けて、クラスメートと切磋琢磨しながら訓練を行うので、就職後も専門分野の相談ができる仲間と出会える。
仕事で必要とされる知識・技能を修得し、手に職をつけた就職ができる
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年間の訓練の約7割が就職後を見据えた実技訓練のため、基本的な安全作業から現場で行っている高い技術の作業ができる。
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様々な作業を繰り返し体験できるため、就職後の自分の仕事のイメージができる。
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就職活動の一環として、インターンシップを実施し、定着率を向上させている。
選考試験について
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入校するための選考試験については、推薦選考試験、一般選考試験があり、追加選考試験もある。
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推薦選考試験は、高卒予定者のみが受験でき、適性検査・面接試験を行う。
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願書の受付は9月12日(火曜日)から9月26日(火曜日)までで、試験は10月4日(水曜日)。
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一般選考試験は、国語・数学の学力試験と面接試験を行う。
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願書の受付は10月を予定しており、11月に試験を行う。
問い合わせ先
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長崎高等技術専門校 電話 095-887-5671
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佐世保高等技術専門校 電話 0956-62-3799
最後にリスナーに一言
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近年の少子化により、ものづくりに関する人材が急激に不足しています。企業は手に職を持った若手を欲しがっています。今こそ、「手に職をつける」チャンスです。
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ぜひ、高等技術専門校で基礎となる技能を学び国家資格を取得しましょう。皆様の受験をお待ちしています。
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