令和7年度 県北地域づくり元気塾を開催しました

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令和7年11月14日(金曜日)に開催した「令和7年度 県北地域づくり元気塾」のようすをお知らせします。

県北振興局では、県北地域において地域づくりに携わる方等を対象とし、地域の発展や皆様の人脈づくりの一助となることを目的として、意見交換会等を実施しています。

今回は川棚町にて「推しのまちづくり」をテーマに、現地視察や事例発表、グループワークなどを行いました。地域づくり関係者や行政職員などが参加し、交流を深めました。

 

  • 視察 大崎海水浴場

 「原動力は町への愛着・誇り・共感というシビックプライド。たとえ一人でも行動すれば、未来は変えられると信じている。」

大崎海水浴場では、かわたな観光まちづくり協議会の前平泉さんにこれまでの活動内容についてお話していただきました。前平さんは12年前に大崎半島へ移住され、大崎半島の美しい景色に魅了され「この感動を誰かに伝えたい」その想いから地域活動を始められました。海水浴場の再生や観光まちづくりに挑戦されています。

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IMG_6464大崎海水浴場写真

 

  • 視察 栄町商店街

栄町商店街では川棚町役場地域プロジェクトマネージャー延山幸子さんのご案内のもと、チャレンジショップや新たな集いの場となっている店舗、移住者による新規店舗などを視察しました。川棚町が掲げる“みんなの「やりたい!」を応援するまち”というコンセプトどおり移住者を受け入れるフレンドリーな町民性が感じられました。

・川棚駅舎内 観光案内スペース

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・まる金商店(チャレンジショップ)

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・マスブン堂(コミュニティースペース:文具、駄菓子販売)

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・ONE SPACE (コワーキングスペース:移住、創業小商い支援窓口)

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・海と猫。(新規創業のコーヒースタンド)

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  • 事例発表・意見交換会・グループワーク(会場:陽花亭)

ファシリテーターの(一社)東彼杵ひとこともの公社 森一峻さんの進行のもと、(一社)さかのまち企画 代表理事 大山直昭さんと海と猫。店主 米木千恵さんに事例発表をしていただき、意見交換を行いました。         

 

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(一社)さかのまち企画 代表理事 大山直昭さん

「川棚町には挑戦できる余白があり、町全体に人を応援する空気がある。小さな一歩から始める仕組みを整え、みんなの『やりたい』を形にすることで、自然に町の魅力が育っていく。」

大山さんは川棚町へ移住し地域おこし協力隊として活動をされた後、まちづくりを目的とする「さかのまち企画」を設立。夜市の復活や暮らしのヒトタナ市などのイベントを立ち上げ、小商いや創業を支援する活動をされています。

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海と猫。店主 米木千恵さん

「川棚町に移住し、人を応援する空気と余白に魅力を感じ、盆踊りを復活させる挑戦を実現。『やりたい』を形にすることで、町に新しい文化とつながりが生み出された。」

米木さんは2024年に東京都から川棚町へ移住してこられ、移住後すぐに起業へと着手し、2025年3月末にコーヒースタンド「海と猫。」をオープンされました。また、新たなまちづくり団体「川棚盆踊り実行委員会」を立ち上げ、2025年10月に「川棚盆踊り」のイベントを開催されました。

〇グループワーク

グループワークでは、(一社)東彼杵ひとこともの公社 森一峻さんと川棚町役場地域プロジェクトマネージャー延山幸子さんのファシリテーションのもと、参加者の皆さん同士で”これからやってみたいこと”を共有し、実現するための方策(ターゲット層、維持方法、広報策、資金調達方法など)について話し合いました。

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ファシリテーター (一社)東彼杵ひとこともの公社 森一峻さん

「雑談や余白から町に新しい動きが生まれる。個人の『やりたい』と町の営みが重なることで文化が育ち、行政と民間が互いに応援し合う関係がまちづくりの鍵。」

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  • 参加した方からは、「まちづくりは強制ではなく、ゆるやかな営みから始まるということを感じられた」「他地域の方々と繋がることができ、今後情報交換がしやすくなった。」「今後の業務のヒントが得られた」「行政としてやれる事が少しイメージできた」などの感想をいただきました。

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