令和5年度第4回「こんな長崎どがんです会」の概要
- 日時:令和5年10月11日(水曜日)
- 場所:雲仙岳災害記念館(島原市平成町1-1)
- テーマ:「避難行動の促進と地域防災力の確保に向けて」
- 参加者:知事、消防団員、島原市白山地区自主防災会会長、防災士、島原市市民安全課長、
長崎地方気象台長、報道関係者、地域にお住まいの方 - 当日のダイジェスト動画
下記、YouTubeの長崎県公式チャンネル「長崎県がんばらんばチャンネル」内で公開しております。
令和5年度第4回「こんな長崎どがんです会」(YouTubeへのリンクが開きます)
「避難行動の促進と地域防災力の確保に向けて」について、消防団員、島原市白山地区自主防災会会長、防災士、島原市市民安全課長、長崎地方気象台長、報道関係者、地域にお住まいの方々にご参加いただき、長崎県のいまと未来をどがん考えているのか語り合いました。
開催前に、大石知事は参加者の皆さんと会場すぐ横にある雲仙普賢岳噴火災害消防殉職者の碑へ献花を行いました。
今回は2部構成で、前半は「避難行動の促進」です。まず、長崎地方気象台長より、土砂災害警戒情報についてご説明いただきました。その後、「防災無線や防災ラジオ、LINEなど様々なツールを通じてお知らせをしている。」一方、「なかなか避難行動につながるところまで自分事になっていない。」や「結局あまりひどくなかったという体験が重なると、避難情報に慣れてしまって避難につながらないのではないか。」などの意見がありました。それに対し、「長崎県は日本の端にあって大雨などの気象現象が一番初めに現れる場所でもあるので、最善の情報発信に努めているがなかなか難しい部分もある。」という実情についても伺いました。
後半は、「地域防災力の確保」です。現役の消防団員から、自身が入団したきっかけや、人口減少などの影響で人員の確保が難しい現状などについてお話があり、これに対して「地域のつながりも大事だが、外から来た人への勧誘も重要だと思う。」や「地元企業や市職員の協力もいただいている。」といったアイデアや工夫についてのご意見も伺いました。また、自主防災組織については、「町内会長と自主防災会長の兼務から専任にすることで、特化して取り組んでいる。」といったお話もいただきました。
県では、今回出た意見を参考に今後対応状況をお伝えしてまいります。引き続き「こんな長崎どがんです会」へご注目ください。
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