県へのご意見・ご相談[令和5年度 交通・運輸]

このページを印刷する

  令和5年度(2023年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご相談」のうち、「交通・運輸」に分類されるものを紹介しています。
 ご意見等の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。

[県へのご意見・ご相談ページへもどる]

 

目次

定期券の共同化について

意見・提案
内容等

 長崎バスと県営バスが共同運行している区間を利用しているのですが、定期券も共同にしてもらいたい。
 他県に単身赴任していた際、市営バスと民間バスが同じエリアを走っており、定期券が共通で使えて大変良かった。
 他で前例があるので、出来るはずです。利用者のことを考えているなら、共通定期券を考えてもらいたい。

受付日:2024年2月1日[県内 40代]

県の回答

【回答課:交通局】
 お寄せいただきましたご意見について回答いたします。
 他県におきましては、共通のICカードシステムを採用することで、異なるバス事業者間でも相互に利用できる共通定期券を取り扱う事例がございますが、長崎バス・県営バスではそれぞれ異なるICカードシステムを採用していることから、技術的な面での課題が大きく、定期券の共通化には至っていないのが現状であります。
 ご指摘のように、お客様の利便性の観点からは、複数の事業者間で共通利用できる仕組み作りは大切であり、今後の検討課題として十分な研究が必要であると認識しているところです。
 ご不便をおかけしますが、ご理解のほどお願いいたします。
 今後とも、公共交通機関のご利用をよろしくお願いいたします

目次へもどる

ライドシェア解禁について

意見・提案
内容等

 私は長崎市東部地域に住んでおりますが、この地域ではタクシーの姿を見る事はほとんどありません。
 私はJRで通勤していますので以前は電話をすれば、最寄りの肥前古賀駅までタクシーを配車してもらっていました。しかし、数年前から、タクシー会社に電話をしても、配車係の人から、「その地域にはタクシーはいません。」と断られることがほとんどです。コロナ以後は特に夜間のタクシー不在の傾向が目立ちます。そして、近頃は電話しても即断られるので、タクシー会社には電話しなくなくなりました。
 一方、世間では「日本版ライドシェア」の解禁に向けた動きが加速しています。タクシー会社との調整、さらなる法制度の整備などの問題があるのでライドシェア解禁にはもう少し時間がかかるようですが、前述のタクシー不足の実情を斟酌し、長崎県がリーダーシップをとり、長崎市東部地域はもちろん、県内のタクシー不在地域におけるライドシェア解禁を積極的に進めていただくようお願いいたします。

受付日:2024年1月8日[県内 60代]

県の回答

【回答課:交通政策課】
 全国的な運転士不足やインバウンドの回復などにより、観光地や過疎地におけるタクシー不足が深刻化していることから、現在、国では「地域の自家用車・ドライバーを活用した運送サービスの提供を可能とする制度」の導入についての検討が行われているところです。
 県内においても、地域や時間帯によってはタクシー利用者の需要への対応が困難な状況が年々増加傾向にあるとお聞きしております。
 県としましては、引き続きタクシー事業者や市町との意見交換等を通じて地域の現状把握に努めるとともに、国において検討中の新たな制度などについても注視してまいります

目次へもどる

西九州新幹線について

意見・提案
内容等

 西九州新幹線ですが、最近の情勢を見ていると、佐賀県側の要望を長崎県などが受け入れていないように感じました。
 佐賀県からすれば、新幹線ができても博多の所要時間短縮はほとんど見込めないのに運賃だけ値上がりするため、佐賀駅を通るアセスルートには納得していません。それなのに、国や長崎県が佐賀駅を通るルートがベストという判断が変わらないことが、大きな問題に感じました。
 一日でも早く着工するためには、アセスルートを廃棄し、佐賀県側の提案を受け入れることが重要だと思っております。アセスルートにこだわったままでは、いつまでたっても佐賀県の納得させることはできないと思いますので、再検討を強く希望します。

受付日:2023年12月29日[県内 40代]

県の回答

【回答課:新幹線対策課】
 九州新幹線西九州ルートのうち、佐賀県の区間である新鳥栖~武雄温泉間の整備のあり方については、与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会における検討や、国と佐賀県との間で協議が行われているところであります。
 ルートについて、国は、佐賀駅を通るアセスルートが投資効果や利便性が最も高いという考えであり、これに対して佐賀県は、佐賀空港の活用や有明海沿岸道路との連携を含めて議論する必要があるとの意向を示されています。
 現在、与党PTの「これまで佐賀駅ルートが最良であることは確認してきたが、佐賀県の考えもあるので、改めて、佐賀県と鉄道局で、安全性を踏まえた技術的な議論をすることが大事」との見解のもと、国と佐賀県との間で合意形成に向けて真摯に協議をされております。
 本県としては、利用者の利便性や収支を含めた新幹線事業の持続可能性など様々な観点を考慮して、関係者間で総合的に判断されるものと考えております。
 今後とも、西九州地域全体の発展に資する全線フル規格での整備の早期実現を目指し、佐賀県の考えを十分にお聞きしながら共通する課題に連携して取り組むとともに、整備方式に関する議論が前進するよう関係者と検討を重ねてまいりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします

目次へもどる

長崎県営バスの安全運転について

意見・提案
内容等

 長崎県営バスの安全運転についてのお願いです。
 普段から通勤などで、家族が県営バスを利用させていただいております。
 これまで、朝の通勤時に度々、まだ座席まで移動中で座ってもいないのに発進されたり、バス停で降りる際に後ろの席からまだ歩いている最中なのに、目の前でドアを閉められ発進されたせいでバランスを崩して転倒しそうになったり、他の方にぶつかったりしました。大きな声で「降ります。」と伝えたところ、止まってはくれましたが、危ない目に遭わせたのに謝罪の言葉もありませんでした。運転手の方がバックミラーなどできちんと安全確認をされているのかと不安を感じているところです。自動アナウンスでも、「お降りの際は止まってからお立ちください。」などと流れていますが、形骸化しているように感じます。
 もちろん、アナウンスも運転もとても丁寧にされる運転手の方がいることも承知しています。
 安全を優先したことで時間が多少遅れても構いません。
 特に、ご高齢の方や子どもには、急な発進は事故に直結しやすいので注意してください。
 よろしくお願いします。

受付日:2023年10月11日[県内]

県の回答

【回答課:交通局】
 日頃より、長崎県営バスをご利用いただき誠にありがとうございます。
 また、この度いただいた安全運転に関する意見における当局乗務員の不適切な運転操作及び対応につきまして、心よりお詫び申し上げます。
 バス車内における転倒事故(車内事故)は、全国的にも多く発生していることから、当局の輸送の安全に関する目標の一つに車内事故の減少を掲げて取り組んでおります。
 そのため、バスを動かす前にしっかり確認をすること等の重点取組項目を設定して、日々の指導等を通じて周知徹底を図っているところですが、未だ徹底がなされていなかったことについて誠に申し訳なく重ねてお詫び申し上げます。
 今回のご意見を真摯に受け止めるとともに、ご指摘いただいた点について、全乗務員に周知し、改めて安全運転に対する意識の向上と安全運転の徹底について取り組んでまいります。
 これからも、皆様に愛され親しまれる長崎県営バスを目指して努めてまいりますので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

目次へもどる

JR路線の活用について

意見・提案
内容等

 少子高齢化により高齢者等の交通弱者の増加がこれからも加速すると思います。
 すでにある多くの公共鉄道路線が赤字となっていることは、今後は路線の維持費用をだれが負担していくのか? その他の交通インフラで対応可能なのか? 各地で模索が始まっています。
 現在は、長崎県内のJR路線は協議対象から除外されており、他県の路線に比較して利用者が多い事を意味していると感じております。
 その原因は、県内の主要都市及び比較的人口が多い地域を路線が結び、社会移動が多い地域に路線が存在しており、平行する道路も他県に比較して少ないという地形的要素も大きいと思います。
 そこで、すでに敷設されている路線を生かし、鉄道環境としては恵まれた長崎県の地形を利用して、観光客の多様なニーズ、高齢化社会でも利用しやすい鉄道事業を長崎県よりJRに提案を頂き、県民の利用促進に繋がる政策をお願いしたい。

(1) 利便性のため、行き合い設備がない駅に、行き合い設備装置を県の予算で設置していただき、駅間の所要時間の短縮により利用者の促進を図る

(2) 交通系ICカードを全線で利用できるようにお願いしたい(県の方で予算措置を予定されているということはマスコミ発表を聞きましたが、重ねてお願いしたい)。バスの様に、列車内でのタッチ機能の方が安くはないのでしょうか?

(3) 駅前周辺の駅利用者限定の無料駐車、駐輪場整備事業を停車場線としての県道整備の一環として出来ないでしょうか?

(4) 市町から提案される公共鉄道促進に関する事業を創意工夫された観点で県からの補助事業をお願いできないでしょうか?その様な活動が県民の公共交通機関に関し意識変化を生むと思います。

  以上、よろしくお願いします。

受付日:2023年10月8日[県内 50代]

県の回答

【回答課:交通政策課】
 ご提案のありました、県民の利用促進につながる政策につきましては、毎年、県が沿線の7市町(長崎市、佐世保市、諫早市、大村市、長与町、東彼杵町、川棚町)から出される要望事項を取りまとめた上で、JR九州に対し利便性の向上等について要望を行っております。さらに、九州各県で構成する協議会としても、毎年、JR九州に対し要望活動を行っております。
 また、報道等されておりますとおり、大村線全線でのICカードの利用について、2025年度のサービス開始を目指し、現在、JR九州と調整を行っております。
 今後も沿線市町と協力しながら、鉄道の利便性向上について検討されるようにJR九州へ働きかけ、利用促進に努めてまいりたいと考えております。

目次へもどる

五島市島民割引カードのQRコード化について

意見・提案
内容等

 五島市島民割引カードのQRコード化を希望します。
 身体障害者なので顔写真など更新手続きが大変です。また、飛行機や船に乗るたびに窓口に並ばなければならず、周りに迷惑をかけることがあります。
 本人確認をQRコードやICカードなどで簡素化し、手軽に交通機関を利用できるように改善してほしい。
 島民割引を利用する方が多いので需要があるのではないかと思います。

受付日:2023年9月17日[県内 50代]

県の回答

【回答課:交通政策課】
 ご提案にありました「島民割引カードのQRコード化」について、回答させていただきます。
 国境離島島民割引カードの発行事務については、関係する各市町が行っており、島民割引の対象者であることの本人確認を行うためにカードを発行しております。
 島民割引カードには、他人に成りすましての利用などの不正使用を防止するため、写真の貼付や有効期限を定め、当該割引制度の適切な運用を図っているところであります。
 今回のご提案について、将来的にデジタル化を推進し、本人確認だけでなく、券売機と連動させて発券まで出来るようなことも考えられますが、インフラ整備や運航事業者のシステム改修などの多くの課題があることも認識しております。
 引き続き、島民が少しでも簡単に航路・航空路を利用できるよう、関係市町とも検討していきたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

目次へもどる

  [県へのご意見・ご提案ページへもどる]

このページの掲載元

  • 県民センター
  • 郵便番号 850-8570 
    長崎県長崎市尾上町3番1号
  • 電話番号 095-894-3441
  • ファックス番号 095-826-5682