令和5年度(2023年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご相談」のうち、「教育」に分類されるものを紹介しています。
ご意見等の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。
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目次
県内の公立学校で働く先生方の離島勤務について
意見・提案
内容等 |
長崎県は多くの離島がありますが、公立学校で働く先生方は3年ないし6年程、離島やへき地での勤務があるとお伺いしました。
教員志望者が減少している昨今、この制度はマイナスに働き、教員不足に拍車がかかるのではないかと心配しております。
少なくとも、子育てや介護等を必要とするご家族と同居している方については、このような異動を免除する制度があってもいいかと思います(既に導入されている場合はご容赦ください)。
また、可能ならば、希望する方に優先的に離島等の学校で勤務いただいたり、民間の事業所のように転居を伴わない地域限定職のような募集を導入してはいかがでしょうか。
受付日:2023年11月2日[県内 30代]
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県の回答 |
【回答課:義務教育課・高校教育課】
本県には御存知の通り多くのしまがあります。しまにおける学校教育の充実と特色ある学校づくりの推進のためには、本土部としま部の人事交流は必要不可欠であります。
しま部への異動については、人事異動基本方針に基づき、本人の意向も考慮しながら行っております。また、小学校教員を志望され、長期にわたってしま部での勤務を希望する方を対象に、特別採用試験を実施しております。
今後とも、いただいた御意見を参考にしつつ、子どもたちが質の高い充実した教育を受けることができるよう努めてまいります。
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ラーケーション導入について
意見・提案
内容等 |
愛知県や大分県別府市で新たに導入される「ラーケーション」を、ぜひ長崎県にも導入を検討いただきたいです!
仕事柄、平日休みが多い・休日は仕事が休めない人も、少なくないと思います。そうした人にとっても、子どもとの旅行や家族の時間は、等しく一瞬で過ぎてしまいます。
次世代的な考えであるラーケーションは、これからどんどんいろいろな地域に導入されていくと思います。観光地である長崎県には、国内でも特に真っ先に取り組んでいただきたいです。
受付日:2023年9月16日[県内 30代]
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県の回答 |
【回答課:高校教育課】
長崎県における「ラーケーション」の導入について、県へのご意見をいただきありがとうございます。
当課より、所管である県立高校・県立中学校に係る考え方について回答いたします。
「ラーケーション」については、愛知県や別府市(別府市の名称は「たびスタ休暇」)において、今年度より新たに取り組まれているところです。
ご意見のとおり、土日に仕事等がある方は子どもと一緒に過ごす時間の確保が難しく、平日に子どもが休めるようになることにより、旅行等を伴う体験活動がしやすくなるなどの効果があるものと思われます。
一方、出席日数が減ることにより、学習活動への影響等も心配されるところです。
そのため、県においては、愛知県や別府市など他の自治体の事例や国の動向を注視しつつ、情報収集に努めてまいります。
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佐世保高専卒者の長崎の大学の編入等について
意見・提案
内容等 |
日頃、長崎県政をより良き方向へ向ける業務ありがとうございます。
意見ではないですが、今後の長崎産業振興としての思いです。昨今、人口・人材流出問題、理系人材の必要性が話題となっておりますが、長崎には佐世保に工業高等専門学校がありますが、残念ながら、長崎の大学の編入ができない状況で(長大、県立大共に編入学部なし)5年次に大学進学を希望する学生は他県(編入学部がある大学)へ行くと聞きました。
九州圏内へ進学すればまだいいとはおもいますが、地元に受け入れる大学を作る方がUターンより重要ではないかと思料します。
また、企業誘致をするより、地元の優秀な若手人材の地元進学、就職策を充実することが、大切に思われます。
ただでさえ、若手人材が流出する当県において、地元枠等の抜本的に人材が残る仕組みが必要と思います。
受付日:2023年7月3日[県内 40代]
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県の回答 |
【回答課:学事振興課】
ご意見をいただきました「地元の優秀な若手人材の地元進学、就職策の充実」について回答します。
本県は、平成17年4月1日に長崎県公立大学法人を設立し、当該法人が長崎県立大学を設置、管理しております。人口減少の加速、社会のグローバル化、情報化が進展する中、地域に根ざした公立大学として、より充実した教育を行い、魅力ある大学を目指し、平成28年4月に3学部7学科から5学部9学科への大幅な学部学科再編を行いました。再編にあたっては、学生が長崎で学んで、身に付けた能力を長崎で活かしていただきたいという観点も重視しております。
ご意見をいただきました「佐世保高専からの長崎の大学への編入」については、優秀な若手人材に地元で活躍してもらい、地域を活性化するためにたいへん重要なことであると考えております。
しかしながら、新たな学部学科の設置には、施設や教員の確保、志願者の動向や卒業生の進路、他大学への影響など様々な面からの検討が必要となります。
現在、長崎県立大学においては、地元が求める人材を育成するため、地域に根ざした実践的な教育やグローバル化・デジタル化に対応した教育を推進するとともに、県内就職率の向上、県内高校生の入学促進に取り組むこととしております。また、長崎大学や県内の私立大学等においても、これまで学部学科の新設や見直しが行われてきており、各大学において、それぞれの理念や考えに基づいて、より充実した教育を行い、魅力を高めるための取組を進められているものと考えております。
県としましては、引き続き長崎県立大学の教育環境の充実や魅力の向上に努め、卒業後は地域で活躍いただけるような施策を進めてまいります。
お寄せいただきましたご提案は、今後の参考とさせていただきます。
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育友会について
意見・提案
内容等 |
以前も教育で県政に問い合わせしましたが、公開されている問い合わせは0件です。なぜでしょう?
これは県にとって不都合があるから問い合わせが無かった事にしたとしか考えられません。
なぜ長崎県は育友会が児童に対して行う不条理な差別を黙認するのでしょうか?育友会の実態把握に動いた県も出てきています。長崎県も組織の利益より児童の権利を守るために本気の子育て支援を行うべきです。育友会は任意団体にも関わらず強制的に保護者を加入させ、更には非加入の場合、児童を授業へ参加させない、保護者には参加しない旨を一筆書いて提出するよう求めています。義務教育期間内にも関わらず授業を受ける事が出来ないと脅しをかけるのは反社会的な方々と一緒じゃないでしょうか?!
それに対して意見をしても県政が動かないのは長崎県が子育て支援を蔑ろにしているからです。
児童は平等に教育を受ける権利を憲法で守られています。
県・市は育友会との癒着を今こそ改めて憲法を厳守して下さい。
そして知事は実態把握に努めて下さい。
受付日:2023年6月28日[県内 30代]
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県の回答 |
【回答課:県民センター】
県ホームページ「県へのご意見・ご相談」のページにおける“これまでに寄せられたご意見等”の紹介(公開)につきましてお答えいたします。
県へお寄せいただきましたご意見等は、その内容や県の対応について、個人情報等に配慮のうえ、ホームページでご紹介させていただいております。
ご意見等の公開にあたりましては、「県へのご意見・ご相談」の投稿専用フォームにて「公開してもよい」とのご意向の確認を前提に、個別的な案件、投稿者の方や関係者等が特定されるもの、同趣旨の意見が既に寄せられているもの、県の所管外のもの等を除いて、公開いたしております。
前回、○○様におかれましては、「県へのご意見・ご相談」の投稿専用フォームではなく、別の様式(お問い合わせ用)で投稿をいただきましたため、公開の可否を判断でき兼ねましたことから、公開を控えさせていただきました。投稿の窓口がわかりづらく、申し訳ありません。
公開可能なご意見等につきましては積極的に紹介しており、例えば、令和4年度にいただきましたPTA活動に関するご意見等もホームページに掲載をしております。
ご理解いただきますようお願いいたします。
【回答課:生涯学習課】
県教育委員会では、社会教育関係団体であるPTAは、保護者と教師の貴重な学びの場であると認識しておりますが、PTAへの加入はあくまでも任意であり、保護者一人ひとりの考え方や生活環境の多様性を大切にすることが、持続可能なPTA活動につながると考えております。
県教育委員会といたしましては、今回の御意見を長崎県PTA連合会、関係市町教育委員会と共有し、時代の変化に即した持続可能なPTA活動を目指していただけるよう、改めてお願いをいたします。
貴重な御意見をいただきまして誠にありがとうございました。
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公立大学学部入試の日程について
意見・提案
内容等 |
「県内の公立大学の、学部入試の定員を中期・後期日程、または特別日程を中心とする」を提案いたします。
例えば他県の公立大学には、中期日程で広く併願者を集めている学部や、特別日程で他の国公立大と併願できて全国から人気の大学もあります。
中期・後期を中心にすると
・併願者が増えて、偏差値は上がり学力も向上します。
・受験料収入が激増します。
・全国から広く志願者が集まるため、県内への下宿生が増加します。
下宿生が仕送りや就職など経済活動すれば、県内の経済にプラスになります。
ぜひ、県内の公立大学入試において、前期定員を減らして後期定員を増やす、または中期日程・特別日程の採用拡大などで、全国から受験生を集めることを提案いたします。
受付日:2023年6月27日[県内]
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県の回答 |
【回答課:学事振興課】
ご提案にありました「県内の公立大学の、学部入試の定員を中期・後期日程、または特別日程を中心とする」について回答します。
入学者選抜の在り方については、長崎県立大学において、近年の実施状況や高校関係者のご意見等を参考にしながら検討し、必要に応じ見直しを行っています。
お寄せいただいたご提案は、大学と共有し、今後の参考とさせていただきます。
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