県へのご意見・ご相談[令和4年度 土木]

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  令和4年度(2022年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご相談」のうち、「土木」に分類されるものを紹介しています。
 ご意見等の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。

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目次

松が枝町国際ターミナル2バース化、路面電車について

意見・提案
内容等

 松が枝町国際ターミナル2バース化の計画が現在どの程度決定しているのか知りたいです。2バース化により、路面電車の路線の延伸、大浦、松が枝等の都市・道路整備についても現在どの程度決定しているのか知りたいです。大浦、松が枝町で仕事をしているので、新しく変わる街並みを楽しみにしています。

受付日:2022年4月17日[県内 40代]

県の回答

【回答課:港湾課、都市政策課】
 「松が枝国際ターミナルの2バース化」についてお答えいたします。
 松が枝岸壁の2バース化につきましては、令和2年度の新規事業化決定以降、整備する岸壁や護岸などの施設において、地質調査を実施し、現在、設計を行っております。
 また、工事着手に向けて、関係者との調整を行っているところです。
 次に「路面電車の路線の延伸、都市・道路整備」のご質問についてお答えいたします。
 松が枝岸壁の2バース化事業と並行して、松が枝ふ頭の2バース目における、岸壁から国道までの背後地エリアを対象として、整備構想の検討を進めております。
 整備構想においては、必要な都市機能の絞り込みや土地利用の在り方、事業の実施方法、背後地エリアへの路面電車の路線延伸などを盛り込む予定としております。
 今後も、松が枝岸壁の2バース化やその背後地のまちづくりに、市と連携して取り組んでまいりますので、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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石木ダムについて

意見・提案
内容等

 日々のお仕事、大変お世話になっております。字数が限られていますので、要約してご提案したかったのですが、知事のご予定を報道にて知り、急ぎご連絡しました。内容は”石木ダム建設工事”についての地元住民の皆様との対話についてです。
 私は本明川ダム建設予定地から下流の左岸側に居住しており、大水害の前年に生まれ、ダム建設予定地とは離れていますが、現在も自然豊かな諌早市で生活でき、大変感謝しております。今顧みるに、この諌早大水害はまれにみる豪雨でしたが、眼鏡橋が流されていればあそこまでの災害にはならなかったと言われています。
 現在本明川ダムの準備工事が着々と進捗し、移転を余儀なくされた方々の新しいコミュニティーが下流域に出来つつあります。 直接的には存じ上げていませんが、おそらくダムの建設に反対されていた方々も多数居られたと思います。しかし、大水害で発生した多数の死者や大きな被害を考慮され、また、当時市会議員をされていた方の行政との橋渡しを理解され、現在に至っていると私は思います。自然環境破壊の防止、地域の過疎化防止、周囲のインフラ整備、そして移転住民のコミュニティー構築と完全な補償などです。
 何年前か忘れましたが、佐世保の渇水対策で島原から何百台のタンク車などで水運搬したり、川棚あたりでも道路横にφ200mm位の塩ビ管を配管していましたのを記憶しています。また昨年7月の大雨でも川棚川(?)には影響なかった等言われていますが、構造物や流木、堤防破損などの自然災害や天変地異に起因することは予想できないと思います。災害が起こってからでは、規模の大小にかかわらず、大変なことです。
 反対派住民の中にも、おそらくですが、何とかしたいと思われている方がおられると思うのは私だけでしょうか?子や孫、そしてひ孫も居られるかもしれません。自然環境を守るのは皆の役目であり、もとは山を自分たちが開拓したのだから、支援者と反対するばかりでなく、次のステップへつなげてもらいたいと思います。
 最後となりますが、前知事が頑なに拒否されていた期限付き(1ケ月とか)工事中断も考慮されてもいいのでは?全て個人的な意見ですのでご了解ください。いい方向に向かうことを祈念しております。

受付日:2022年4月17日[県内 60代]

県の回答

【回答課:河川課】
 この度は、貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
 お問い合わせのありました「石木ダム建設事業」について、本県の考えを説明させていただきます。
 石木ダムは、川棚川の洪水被害の軽減と佐世保市の安定的な水源の確保を目的として、昭和50年度から事業に着手しております。
 川棚町は、戦後4回も大雨による洪水被害に見舞われており、このうち、平成2年7月の梅雨前線豪雨では、床上・床下浸水合わせて384戸の甚大な被害が発生しました。こうした状況を踏まえ、川棚川では、河川改修とダム建設により、概ね100年に一度の雨による洪水に備える計画としております。
 また、佐世保市は、安定して取水できる水源に乏しいことから、昭和50年以降、断水や減圧給水を伴う給水制限を4度にわたり実施しているなど、渇水の危機に瀕する事態が度々起こっており、渇水による市民生活等への大きな影響が出ないようにするため、石木ダムの建設により日量4万トンの水源を確保する計画となっております。
 これまで、移転対象となる家屋のうち約8割の皆様には、ダム建設を前提に、用地のご提供という形でご協力いただいているところであり、未だご協力をいただけていない方々におかれましても、故郷に対するお気持ちを強く持たれているということは、十分に理解しております。そのため、地域にお住まいの方々のお気持ちを、石木ダム周辺地域の振興に向けた事業計画の策定に反映させ、魅力ある地域づくりに繋げることができるよう、引き続き努力していきたいと考えております。
 地形的な特徴から急流河川が多い本県は、過去に長崎大水害や諫早大水害といった水害に見舞われてきた一方、昭和40年代の長崎砂漠とよばれた渇水や平成6、7年の大渇水など、多くの自然災害を経験してきました。
 こうした経験を持つ本県としては、地域にお住まいの皆様方の安全・安心の確保が行政の責務であると考え、今後も石木ダムの早期完成に向け事業を進めてまいります。

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島原道路と標識に書いて有ることについて

意見・提案
内容等

 諫早市内の国道に有る道路標識について、島原道路と標識に書いて有る。まだ島原迄は完成してなくてその方向へ行っても島原へは行けないけれども。完成して全線開通した暁に表示すべきだ。知らない人々はその方向へ行くものと思われる。

受付日:2022年7月25日[県内 70代以上]

県の回答

【回答課:道路建設課】
 現在、南島原市深江町から諫早インターまでをつなぐ、延長約50kmの高規格道路を「島原道路」という名称により、国と県とで整備しています。
 このうち、南島原市深江町~島原市出平町区間、雲仙市吾妻町~諫早市森山町区間、諫早市長野町~諫早インター区間の約22kmが開通済みであり、残りの区間についても、国で1工区、県で3工区の整備を進めているところです。
 島原道路に関する諫早市内の案内標識につきましては、道路の名称である「島原道路」に合せて目的地を表示しており、島原方面へ行けないインターチェンジについては、その旨を補助標識に表示する案内をしております。
 島原道路については、全線の早期完成に向けて重点的に整備を行っており、各工区の開通時期が決まりましたらその都度ホームページ等で公表させていただきます。
 今後とも、より良い道路行政を進めてまいりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願い致します。

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県営住宅の入居基準について

意見・提案
内容等

 娘が結婚して市営又は県営の住宅を探しています。今お母様と市営住宅に住んでいる娘婿が県営住宅の募集に応募した所、市営住宅から県営住宅に移る事は出来ないと言われたそうです。県営から県営、又は市営から市営に移る事は出来ても、市営から県営、県営から市営へ移る事は出来ないとの事。全く訳が分かりません。何故そう言った変な規則があるのでしょうか?

受付日:2022年8月16日[県内 60代]

県の回答

【回答課:住宅課】
 まず、公営住宅の制度についてご説明させていただきます。公営住宅は住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で住宅を供給することを目的としております。
 したがいまして、既に市町営住宅にお住まいの方については、住宅に困窮する状態ではないという考えから、市町営住宅にお住いの方からの同一または近隣の市町にある県営住宅のお申し込みは受付を行っておりません。
 同様に、既に県営住宅にお住まいの方が、同一または近隣の県営住宅へ申し込みされる場合についても受付を行っておりません。
 また、県営住宅にお住いの方が他の市町営住宅へのお申し込みされることの可否ついては、所管する市町の判断となりますので、こちらではお答えすることはできませんのでご了承いただきますようお願いいたします。
 公営住宅の制度についてご理解いただきますようお願いいたします。

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土師野尾ダムグラウンドのトイレ整備について

意見・提案
内容等

 大石長崎県知事様私は小学生を対象にタグラグビーを教えております。2014年から活動を始め、年中さんから大人まで、皆で楽しく楽しめるタグラグビーを通じて普及育成を行っております。タグラグビーを通じて裾野を広くし、ラグビーという素晴らしいスポーツを通じて成長してもらいたいと思って活動を始めました。
 活動場所は諫早市の土師野尾ダムグラウンドで行っております。そこで知事にご相談です。こちらのグラウンドのトイレが汲み取り式で、不衛生であり、年中さんも使用するため、落下の危険性もあり、非常に悩みどころです。2キロ離れたコンビニまで、行ったり、我慢したりしているのが現状です。また、他県からも交流会をしてくれと来崎されますが、トイレについてはどのチームも驚かれます。年度末のなかなか難しい時期であるとは思いますが、水洗化、もしくは簡易水洗化を検討していただけませんでしょうか?ご検討、よろしくお願いします。

受付日:2022年12月12日[県内 40代]

県の回答

【回答課:河川課】
 ご意見をいただきました「土師野尾ダムのトイレ改修」について、ご説明させていただきます。
 県の河川課では、現在土師野尾ダムと同様のダムを35箇所管理しております。そのほとんどのダムに公園がありますが、公園に設置しているトイレは数十年が経過し老朽化が進み、その多くが汲み取り式という状況です。 
 ダム施設を管理する予算には限りがあり、県民の生命と財産を守るための施設であるダム自体の維持を優先せざるをえない状況となっており、公園のトイレについては改修の対応ができていない状況です。
 いただきました提案をもとに今後、各ダムの老朽化の状況や利用状況などを調査し、必要に応じて改修に取り組んでいく予定ですので、ご理解いただきますようお願いいたします。

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佐世保市の妙観寺トンネルについて

意見・提案
内容等

 昨年佐世保市に妙観寺トンネル内が暗くて危ないと連絡しました。お返事は県の管轄で、県から改善するとの回答ということでした。いつしていただけるのでしょうか?もうされたのでしょうか?昼間は特にトンネル内、とても暗くて、年配の方々が暗いと言いながらしょうがないので使ってます。大きなトラックもよく通ります。自転車とかも走ります。危ないと思います。トンネル内の明かりを多めにつけてほしいです。本山トンネル並に明るくしてほしいです。

受付日:2023年1月10日[県内 30代]

県の回答

【回答課:道路維持課】
 ご指摘の妙観寺トンネルにつきましては、県北振興局で管理を行っております。
 トンネル内が暗いとのご指摘後に調査を実施し、点灯していない照明器具につきましては、ランプの交換を実施するようにしておりますが、ランプの納入に期日を要しており、令和5年3月までに交換を予定しています。
 また、ご意見がありました本山トンネルは、LED照明に更新を行っております。
 長崎県では、長崎県道路トンネル維持管理計画を策定し耐用年数が過ぎたトンネル照明から順にLED照明への更新を計画しております。
 ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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川平有料道路の無料化・大村湾を横断する路線・長崎大学の移転問題について

意見・提案
内容等

 川平有料道路の無料化の働きかけについて。現在川平有料道路は有料でありますが、事故などで通行止めになると、日常の生活が一日中麻痺してしまうくらい、一般道への影響が出る。これは有料でありながらも明らかに生活に必要ななくてはならない生活用道路だと思う。是非とも無料化へ働きかけていただきたく思うとともに、長与から大村へ大村湾を横断する延長路線も整備されてはどうかと思います。それに伴って堂崎地区の整備を行い、企業誘致、大規模農業用地の整備など付加価値を発生させ、これから発展するであろう大村地区と長崎市内を身近なものに出来ないかと思います。
 また、現在取り沙汰されている長崎大学の移転問題も、せっかくの憩いの場として定着した水辺の森ではなく、現在開発中の長与町高田郷の団地内への移転も一案として検討されてはと考えます。

受付日:2023年2月5日[県内 50代]

県の回答

<道路関係について>【回答課:道路建設課】
 ご意見をいただきました「川平有料道路の無料化」につきまして、お答えいたします。
 有料道路事業は、国や銀行などから借りたお金で建設しており、それらを料金収入で全額返済することで当該事業が終了し、無料化となる仕組みとなっておりますが、川平有料道路は現在も建設費用を返済中であるため、早期に無料化することは難しいと考えております。
 次に「長与を経由して大村湾を横断し、大村へ接続する道路」についてですが、多額の費用や高度な技術を要することなどから、今後の長期的な課題であると考えております。
 今後とも、長崎県の地域・経済の発展につながる道路整備を進めていくよう考えておりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

<長崎大学の移転の検討について>【回答課:都市政策課】
 ご意見いただきました「長崎大学の移転の検討」についてですが、県は、昨年9月22日に長崎大学から、県と長崎市に対して「まちなか移転の検討に関する協力要請」がなされたことを受けて、検討に協力している状況です。
 移転候補地については、長崎大学が、県と長崎市に対して複数学部の移転が可能な敷地が確保できる公有地について照会をかけ、その回答の中から、教育研究に必要な施設が整備できる十分な広さと、多様な人々が集うことができる立地の可能性を踏まえ、選定したものです。
 移転候補となる常磐町の県有地は、現在は暫定的に、県営の駐車場としてクルーズ船客用のツアーバス駐車場や、県美術館の附置義務駐車場として暫定的な利活用を行っていますが、本来は売却を前提とした土地で、平成16年に定めた用地活用ガイドラインに、活用・導入を図る施設の分野を示しております。
 具体的には、(1)文化、芸術又は教育の振興に寄与する施設、(2)県民・市民の交流活動及び国内外の交流活動の推進に寄与する施設を挙げた上で、(1)・(2)の活用に支障ない範囲で、(3)創造的産業の振興や雇用の場の確保に高い効果が見込まれる業務施設、(4)その他、以上に付随する施設の、4分野のいずれかとしています。
 今後、長崎大学は、財政面を含めて移転の実現性について検討を深めていくと発言されています。
 県としては、大学の考えが、長崎市や経済界の考えに合ったまちづくりとなる話であれば、県としても関係者の皆様と一緒にさらに検討していきたいと考えています。
 以上のように考えていますので、ご理解とご協力の程、よろしくお願いします。

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