長崎県

県へのご意見・ご提案[平成29年度 県民生活・環境]


2018年6月8日更新

 平成29年度(2017年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご提案」のうち、「県民生活・環境」に分類されるものを紹介しています。
 ご意見やご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。

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目次

 

 

 

ツシマヤマネコの交通事故対策について

意見・提案
内容等

 絶滅の危機にあるツシマヤマネコを交通事故による個体数の消失はきわめて深刻な問題である。
 国道382には信号がほとんどなく、運転速度を落とす機会がなく、ほとんどの車は70キロ近い速度で走っている現状である。 40キロで走れば、突発的に出てくる動物にも対処できる余裕がある。
 対馬はその地理的状況から猫用のトンネルが作りにくい状況にあるときいたが長期的にはトンネルを作るべきか思うが、それができるまでの間下記の対策は如何か。
1.できる限り多くの場所に信号を設置する、
2.やまねこが出没する場所にセンサーを設置して音をだすなり、明かりをつけるなりして、運転者と動物に喚起を促す、

  受付日:2018年3月26日 [県外 60代]

県の回答 【回答課:自然環境課】
 長崎県では、ツシマヤマネコの交通事故対策に国や対馬市等の関係機関と連携をとりながら取り組んでおります。
 例えば、ヤマネコの道路飛び出し防止のための反射板、ヤマネコの道路横断を回避するための道路下の通り道、雨水等が流れている排水溝でもヤマネコが利用可能となる通り道の設置等の対策を実施しております。
 ご提案いただきました「1.出来る限り多くの場所に信号を設置する」については、信号機は利用状況を踏まえた安全な交通の確保を総合的に判断された上で設置されるものであるため、困難と考えられますが、「2.ヤマネコが出没する場所に、設置して音を出すなり、明かりをつけるなりして、運転者と動物に喚起を促す」については、一例としてセンサーが車に反応して音で動物に知らせる機器の設置について関係機関と検討を進めているところです。
 今後もツシマヤマネコの交通事故防止に向けた取組を行ってまいりますので、ご理解いただきますようお願いします。

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受動喫煙対策について

意見・提案
内容等

 雲仙地獄には屋外の受動喫煙防止のため、長崎県制作の看板が表示されていますが、どこまでが禁煙区域なのがあいまいでよく分かりません。
一般の方にも、わかりやすい表示が必要ではないでしょうか。
 また、佐世保市の展海峰は、屋外の受動喫煙対策はなされているのでしょうか。受動喫煙対策とその旨の看板の表示をお願いします。

 受付日:2018年2月19日 [県外  50代]

県の回答 【回答課:国保・健康増進課】
 県へのご意見をいただきありがとうございます。
 受動喫煙防止対策についてお答えします。
 平成22年2月25日付けの厚生労働省健康局長通知で、「多数の者が利用する公共的な空間は、原則として全面禁煙であるべき。」「すくなくとも、官公庁や医療施設は全面禁煙が望ましい。」「屋外であっても子どもの利用が想定される公共的な空間では、受動喫煙防止のための配慮が必要である。」と示されていることから、佐世保市を管轄する佐世保市保健所に対し、ご意見の趣旨を伝え、今後、受動喫煙防止対策を進めるにあたって配慮いただくよう、依頼しました。
 現在の法律では、多数の方が利用する公共的な施設等についても受動喫煙防止に向けた努力義務に留まっており、強制力をもった指導はできない状況にあります。受動喫煙による健康被害は問題であると認識し、受動喫煙防止の周知啓発に努めてまいりますので、ご理解、ご協力をいただきますようお願いいたします。
【回答課:廃棄物対策課】
 県へのご意見をいただきありがとうございます。
 喫煙禁止地区指定範囲を示す看板の設置についてお答えします。
 長崎県においては、たばこの吸殻がポイ捨てにつながらないよう環境美化の観点から長崎県未来につながる環境を守り育てる条例により喫煙禁止地区を指定することで、施設管理者が指定する喫煙所外での喫煙を禁止するなか、定期的に取締りのパトロールを行なっているところです。
 ご意見のとおり、喫煙禁止地区であることを示す看板は設置しておりますが、喫煙禁止地区の範囲を示す看板は設置しておりません。
 これは、喫煙禁止地区の範囲を示す看板を設置するには、比較的表面積が広い看板を用いる必要があり、これを設置することでその周辺の景観を損なう恐れがあるためです。
なお、喫煙禁止地区及びその範囲については、県のHPに区域図を公開しておりますので、ご確認ください。
 また、文化遺産の存する地域や景勝地等の良好な自然環境を形成している国立公園等を本条例により喫煙禁止地区に指定しており、ご意見にありました佐世保市の展海峰については、国立公園等に含まれていないため、喫煙禁止地区に指定されておりません。
 ご理解、ご協力をいただきますようお願いいたします。 

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管水路用マイクロ水力発電等について

意見・提案
内容等

 私たちが生活して生きていくためには、ライフラインである水は必要です。
 また、水は天から降ってくると思うことは、考えなおさないといけません。
 管水路用マイクロ水力発電及び超小型マイクロ水力発電が、開発されて実用化が始まっています。日本だけでなく、世界中に広がることを、期待しています。
 電気があれば海水を利用して飲み水を作ることもできます。
 長崎県は離島が多くある県であるので、県が手本となってお互い努力していこうではありませんか。

受付日:2017年11月10日 [県内 60代]  

県の回答 【回答課:水環境対策課】
 県へのご意見・ご提案をいただきありがとうございます。ご指摘の点について、以下のとおり回答いたします。
 水道は住民生活や社会経済活動を支える重要な施設であり、水道事業者は、安全・安心な水を常に安定して供給することが求められています。
 水道事業においては様々な課題がありますが、そのなかでも水源の確保については、本県が平地の少ない地形であり、ほとんどの河川は傾きが急で短く、水を利用する上で不利であることから、特に離島の水道事業者においては、地域の実情に応じて、小規模な海水を淡水化する施設などによって対応してきました。
 また、環境に優しい水道とするために、県内の水道事業者において、「水」の位置エネルギー(物体が「ある位置」にあることで物体にたくわえられるエネルギー)を活用した小水力発電に取り組んでいます。
 県では、「良質な水を安定供給できる水道システムを次世代へ」を県内の水道事業者が目指すべき将来像としており、水道施設の整備においては、中・長期的な視点から水道事業の持つ課題を解決してまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

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愛玩動物の殺処分について

意見・提案
内容等

神奈川県では3年前に知事の一言で殺処分0を実現しました。
 東京都はオリンピックまでに実現すると公約しています。
 長崎県はいつ頃殺処分0を実現するのか教えて下さい。

受付日:2017年8月15日 [県外 50代]  

県の回答 【回答課:生活衛生課】
 ご指摘の「いつ頃までに殺処分0を実現するのか」については、本県では、犬・猫の殺処分数を減らすために、「長崎県動物愛護管理推進計画」を策定し、殺処分の削減を目指し、動物愛護に関するさまざまな取組を実施しているところです。
 例えば、ボランティア団体、県獣医師会、市町と連携して「動物愛護推進協議会」を県内各地で開催し、地域における適正飼養に関する啓発活動を推進しています。
 また、殺処分削減に向け平成29年度からは、これまで実施してきた「地域による動物愛護活動サポート事業」を拡充し「不幸な犬や猫を減らす協働プロジェクト」を展開しております。このプロジェクトは、野良猫の不妊去勢手術の助成等により猫の収容数を削減するとともに収容動物の譲渡活動を促進し、殺処分を削減することを目的として、ボランティアと協働で事業を推進しているところです。さらには、これらの事業につきましては、県内各新聞紙上やテレビ等にも取り上げていただき、県民の皆様にも動物愛護について関心を持っていただくように取組んでおります。
 これらの継続的な取組により殺処分数は10年前と比較すると平成28年度では72%減と削減しております。しかしながら、まだまだ多くの犬猫たちが殺処分されている長崎県の現状では、殺処分0をいつまでに達成するかではなく、平成27年から平成31年までに殺処分をさらに半減することを目標として、各事業に取り組んでおります。
 今後とも、人と動物のより良い関係づくりを進め、人と動物が共生できる地域社会の実現に向けて、取り組んでまいりますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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LEDの影響について

意見・提案
内容等

 LEDの光は植物や虫に影響があるだけでなく、LED光を照射された水は変質して、LED化した雨は建造物の破壊、劣化を促進させるようです。
 実際に私も住んでいる町で、傾きかけた電柱や錆びた歩道橋、ガードレール、鉄柵、店舗などを多く見るようになりました。
 今は原因究明をするよりも早くLED化をSTOPさせたほうがいいのではないかと思います。 

 受付日:2017年7月31日[県外 不明]

県の回答 【回答課:環境政策課】
 県へのご意見ありがとうございます。
 LED照明の安全性などに関する報告書を見ると、ブルーライト(青色光)が人体の生理的、機能的な障害や体調の変化等に影響を及ぼす可能性について報告されていますが、一方で、使用環境や適正な使用方法によって影響が軽減されるとも言われています。
 また、このような光による影響については、正確に調査・測定し、その結果に基づいて正しく対応について判断する必要があります。
 LED照明については、現在、温室効果ガスの排出を抑制する有効な手段の一つとして全国的に位置づけられており、適正な使用のもとでの設置普及について、ご理解いただきますようお願いします。 

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猫殺処分ワースト1について

意見・提案
内容等

 猫殺処分ワースト1とのニュースを聞きました。
 生き物との共生を願うものとして、一刻も早く対策を講じていただきたいです。
 また不名誉なこととして強く県の状況や対応を恥じていただきたいです。
 単なる保健所の問題にせず県の問題として捉えてください。

 受付日:2017年5月26日[県内  40代]

県の回答 【回答課:生活衛生課】
 県へのご意見をいただきありがとうございます。
 ご指摘の「猫殺処分ワースト1」については、本県では、犬・猫の殺処分数を減らすために、「長崎県動物愛護管理推進計画」を策定し、動物愛護に関するさまざまな取組を実施しているところです。
 例えば、ボランティア団体、県獣医師会、市町と連携して「動物愛護推進協議会」を県内各地で開催し、地域における適正飼養に関する啓発活動を推進しています。
 犬猫の殺処分削減に向け平成29年度からは、これまで実施してきた「地域による動物愛護活動サポート事業」を拡充し「不幸な犬や猫を減らす協働プロジェクト」を展開しております。このプロジェクトは、野良猫の不妊去勢手術の助成等により猫の収容数を削減するとともに収容動物の譲渡活動を促進し、殺処分を削減することを目的として、ボランティアと協働で事業を推進しているところです。
 今後とも、人と動物のより良い関係づくりを進め、人と動物が共生できる地域社会の実現に向けて取り組んでまいりますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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このページの掲載元

  • 県民センター
  • 住所:長崎県長崎市尾上町3番1号
  • 電話:095-894-3441
  • ファクシミリ:095-826-5682
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