県へのご意見・ご相談[令和4年度 交通・運輸]

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 令和4年度(2022年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご相談」のうち、「交通・運輸」に分類されるものを紹介しています。
 ご意見等の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。

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目次

トロリーバス復活の地への変貌について

意見・提案
内容等

 長期化する円安とウクライナ紛争の影響により、何もかも値上げの嵐が衰えを見せません。承知の通り、本県は日本一高い燃油価格を強いられ、2年も続くCOVID騒動によって、公共交通機関の減便・廃止も目立ってきています。路線バスの「ハブアンドスポーク構想」はわずかながら実施されていますが、「特定の電子マネーでないと乗継割引が対応できない」泣き所も見られます。
 ここでひとつ意見があります。県内における路線バスのうち、滑石をはじめ、時津・長与、循環線を中心に3%〜10%ほどトロリーバス化を検討してみてはいかがでしょうか?キロ当たりの運営費も路面電車の半額以下で収まります。自動車大国であるアメリカ(サンフランシスコ)・カナダ(トロント)でも、現役でトロリーバスが運用されています。

受付日:2022年6月7日[県内 50代]

県の回答

【回答課:交通政策課】
 この度は、県へのご意見をいただき、ありがとうございます。
 ご提案のありましたトロリーバスはヨーロッパやアメリカの都市部で運行されているようですが、電気で走行するため「環境にやさしい」というメリットがある反面、車両や電気を供給する架線などの維持管理コストが高額というデメリットがあるため、日本国内ではあまり普及が進んでいないようです。
 しかし、地球温暖化防止のための脱炭素社会へ向けての取組は必要と考えているため、県としては、国が推進している電気バス等の導入について各交通事業者へ働きかけていきたいと考えております。

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在来線の十分な活用について

意見・提案
内容等

 主に鉄道に関する交通網整備について述べさせて頂きます。
 西九州新幹線の部分開業や長崎本線の高架化などに伴い、長崎市内は百年に一度の変革のとき、結構なことと思います。ただ残念なことに、在来線について充分に活かしきれないのではと懸念しています。
 在来線の特急が新幹線に移行するのに伴い、在来線のダイヤに余裕が生じることから、運行形態を見直すことをJRと協議してはいかがでしょう。駅の新設も含まれます。
 運行形態全般については、今後、在来線は近距離の移動手段に特化することから、長崎駅・佐世保駅間に加え、長崎駅と諫早駅ないし大村車両基地駅間の増便は必要と考えます。長崎市及びその周辺地域の利便性を考慮すると、市布経由と長与経由を通しで運行する車両/料金設定も検討の余地があるように思います。不案内な者にとって、乗っていれば元の駅に戻ってこられる安心感は代え難く、そこに大草・東園間の海岸線の景色が含まれていれば記憶に残ることでしょう。
 新駅の候補には、長崎スタジアムシティ、西洋館付近、松山競技場(大橋付近)、諫早総合公園入口(上下線分岐付近)などをあげておきます。長崎電気軌道(株)との調整も必要でしょう。
 新幹線や高規格道路との位置関係が決まりつつあるいま、手遅れにならぬよう在来線活用を検討頂ければ幸いです。

受付日:2022年6月7日[県内 60代]

県の回答

【回答課:交通政策課】
 この度は、県へのご意見をいただき、ありがとうございます。
 ご提案のありました長崎県内の在来線の運行形態や新駅の設置等については、毎年、県が沿線の7市町(長崎市、佐世保市、諫早市、大村市、長与町、東彼杵町、川棚町) から 出される 要望事項を取りまとめた上でJR九州に対し要望を行っております。
 さらに、九州各県で構成する協議会としても、毎年、JR九州に対し要望活動を行っております。
 9月23日には西九州新幹線開業を控えており、県内の交流人口拡大が期待されることから、県としては、在来線の一層の利便性向上について検討されるように、JR九州へ働きかけてまいりたいと考えております。

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島原鉄道について

意見・提案
内容等

 島原鉄道の島原港駅〜加津佐駅までを、復活させて頂きたいです。この区間には、雲仙普賢岳の噴火の遺構や、イルカウォッチングや、海水浴場も沢山あります。現在、南島原市には鉄道が無く、とても不便です。この様に、観光資源が沢山あるのに、廃止してしまうとは、勿体無さすぎます。経営が難しいのであれば、上下分離方式を採用すれば良いと思います。どうか、長崎県と周辺の市町村が団結して、上下分離方式にて、島原港駅~加津佐駅を復活させて下さい。また、島原鉄道全体が、厳しい経営状況ならば、諫早駅~加津佐駅を上下分離方式にしても、良いと思います。ここは、島原港駅~加津佐駅までの豊富な観光資源を活用し、長崎県・周辺の市町村・島原鉄道が一丸となって豊富な観光資源をアピールすれば、観光客は戻ってくるはずです。また、地元の高校生の定期代を安くして、1人でも多くの高校生が登下校に島原鉄道を利用する様になれば、かなりの収益が上がるはずです。観光客と高校生が利用する様になれば、黒字化に出来るはずです。どうか、どうか、長崎県が島原鉄道の経営の健全化を図る為の援助をして欲しいと思います。どうか、どうか、島原鉄道を助けてあげて下さい。宜しくお願い申し上げます。

受付日:2022年7月12日[県外 50代]

県の回答

【回答課:交通政策課】
 ご提案のありました、島原鉄道の島原港駅~加津佐駅の復活についてですが、島原港駅~加津佐駅の廃線は、人口減少等による利用客の減少を受け、特に赤字の大きい区間を廃止したものと伺っており、島原鉄道の経営判断によるものであることから、復活は難しいものと考えております。
 島原鉄道については、地域住民の移動手段として必要不可欠であり、県内周遊のための二次交通としても重要な役割を果たす地域鉄道であると考えております。県としましては、国や沿線市と連携した施設整備への支援や新型コロナウイルス感染症等の影響を踏まえた事業継続のための支援金の交付等を実施しているところであり、引き続き、適切な支援を行っていきたいと考えております。

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新幹線開業イベントに関することについて

意見・提案
内容等

 9月23日の長崎新聞は4面ぶち抜きの広告で、西九州新幹線の開業広告が出ましたが、広告主は県でしょうか?もし、そうであれば、壮大な無駄使いと思います。費用を公開して頂きたい。広告の目的は何でしょうか?盛り上げなら黙っていても県民の心の底から盛り上がるはずです。武雄ー鳥栖間は宙に浮いたまま、正に「銀河鉄道」です。中途半端な仕事なのに、盛大に祝う気が知れない。

受付日:2022年9月23日[県内 70代以上]

県の回答

【回答課:新幹線対策課】
 ご意見のありました9月23日の長崎新聞広告は、本県の長年の悲願であった新幹線開業を多くの県民の皆さんと共有し、共に祝うため、特別な出来事のみ実施されるラッピング広告を活用し、9月22日の西九州新幹線特集とあわせて本県にて行ったものです。これらに要した経費については、県のホームぺージ「公金支出情報」において、後日公表いたします。
 新鳥栖~武雄温泉間の整備方式については、現在、国土交通省と佐賀県の「幅広い協議」が行われており、本県としても、引き続き、佐賀県と対話を重ねながら、関係者に対する働きかけを行うなど、早期整備に向けて力を注いでまいりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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このページの掲載元

  • 県民センター
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    長崎県長崎市尾上町3番1号
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