県へのご意見・ご提案[令和3年度 産業・労働]

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  令和3年度(2021年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご提案」のうち、「産業・労働」に分類されるものを紹介しています。
 ご意見やご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。

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目次  

醸造関係の研究について

意見・提案
内容等

 長崎県工業技術センターには、醸造関係の研究をもっとやって欲しい。
 何故かと言えば清酒酵母の分譲をやっているのかと問い合わせみたけれども、分譲はやっていないとの回答だったので、もっと、研究をやって欲しい。

受付日:2022年2月20日 [県内 70代以上]

県の回答

【回答課:工業技術センター】
 長崎県工業技術センターの醸造関係の研究についてご意見をいただきありがとうございます。
 清酒酵母の分譲についてですが、今のところ長崎県で分譲可能な清酒酵母を所有していないため、分譲することができません。
 現在、県内企業の皆様にご使用いただける醸造適性のある酵母の取得に関する研究を進めています。酵母を取得できましたら、分譲ができるように環境を整えたいと考えています。本研究には数年を要することになりますので、ご理解いただくとともにお待ちくださいますようお願い申し上げます。

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イカの養殖についてについて

意見・提案
内容等

 イカについてであります。半世紀前等は、たくさん獲れていました、今でも獲れますが、かなり減少している気がします。世界中でも、国民が1番好きな食べ物ではないでしょうか。私の考えていることは、手軽で、食べやすいということです。
 長崎県が先頭に立って考えてほしい気がします。イカを養殖することは、現在、世界的にもできないと言われています。今後できる研究等はされていると思いますが、長崎県は水産関係の専門家等がいると思うし、できない可能性等を可能にする勇気等を出していただきたい。必ず素晴らしい知恵はあるはず、努力等を期待します。○○市の水産部署等には、まだ、言っていません。
 日本全国にある水産関係のところとの連携を密にすれば、良き知恵は出てくるのではないでしょうか。まず長崎県から、情報等を発信してください。

受付日:2021年10月3日 [県内 70代以上]

県の回答

【回答課:総合水産試験場】
 イカ類の養殖について貴重なご意見をいだきまして、ありがとうございます。
 ご指摘のとおり、イカの養殖は安定した採卵や、ふ化した子供のイカを長期間飼育することがたいへん難しいとされています。例えば、長崎県で「ミズイカ」と呼ばれているアオリイカは、全国の複数の研究機関で自然産卵した卵を採取し、ふ化させ、飼育する取り組みが行われてきましたが、飼育技術には未だに多くの課題があるとされています。
 具体的には、大量の卵を安定的に確保することが難しいこと、子供のイカから製品サイズまで安定して飼育できる餌がみつかっていないこと、飼育の際に共食いが生じること、などがあります。
 今のところ、イカ類の種苗生産から養殖までの技術開発は、初期の段階にあると考えておりますが、イカ類は本県の重要魚種ですので、今後とも国や他県等の研究機関の情報収集に努めてまいります。

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