県へのご意見・ご提案[令和3年度 土木]

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  令和3年度(2021年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご提案」のうち、「土木」に分類されるものを紹介しています。
 ご意見やご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。

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目次  

 

道路整備について

意見・提案
内容等

自転車でどこの道路でも行けるような道路整備をしていただきたい。
私は若い時から自動車の運転免許持っていません。理由は運動不足の解消、環境にやさしい行動をするため、経済的であることの3点を意識してきました。
 ○○市に引っ越してきて約半年がたちます。自転車運転のルールを極力守っております。基本的には自転車は自動車と同じルールになりますが、自転車が走行する道路幅が狭く、車道の反対側は藪状になっているところもあり転倒の危険性を感じることがあります。自転車はサイクリングの楽しみだけのものではありません。私にとっては、買い物や所用を満たすために出かけるときの足の役割が主体となります。高齢者の自動車事故発生があるたびに高齢者の免許返納が議論されますが、注意だけではなく、安全に暮らせる生活の視点から道路整備をお願いします。

受付日:2022年2月1日 [県内 60代]

県の回答

【回答課:道路維持課】
 お問い合わせのありました「自転車でどこの道路でも行けるような道路整備をしていただきたい。」についてお答えします。
 長崎県は平地が少ないことから、世帯当たりの自転車保有率は全国最下位であり、また、○○市におかれましては通勤・通学の交通手段として自転車を利用する割合は、本県でも低い状況であると認識しております。
 長崎県におきましては、自転車の活用を推進するため、自転車活用推進計画を策定し、取組んでいる状況でございます。しかしながら、近年、通学時等の歩行者事故が多発しており、歩行者の安全確保のため、歩道等の整備を優先して実施しており、自転車の安全な走行環境整備についてはまだまだ進捗できてない状況でございます。
 ご意見につきましては、国道や市道の道路管理者である、国と○○市にも情報提供したいと思います。
 何卒、ご理解いただきますようお願いします。

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長崎南北幹線道路のルート上の提案について

意見・提案
内容等

 計画されている長崎南北幹線道路のルート上に○○○丁目の住宅地域が入ってます。トンネルになる予定ですが、掘削工事の付帯として現△△付近から○○○丁目の住宅地域への住民用エレベーターの設置を検討できないでしょか。
 高齢化が進む中、○○の医療施設へのアクセスを容易にするインフラが必要です。建設費用や交通系ICカードでの料金収受や維持費含め実現可能かを検討してもらいたい。他の同様な地域へも反映できるようお願いします。

受付日:2021年11月12日 [県内 50代]

県の回答

【回答課:道路建設課】
 県へのご意見をいただきありがとうございます。ご意見をいただきました「長崎南北幹線道路の整備と合わせたエレベーターの設置」につきまして回答致します。
 長崎南北幹線道路は、長崎都市圏と佐世保都市圏を1時間圏で結ぶとともに、長崎市内の渋滞緩和を図るため、自動車専用道路としての整備を計画し、国と事業化のための協議を進めているところです。
 高齢化が進む中で、高齢者の方でも安全かつ容易に移動できる施設の整備は重要であると考えますが、今回の長崎南北幹線道路の事業の中では、ご提案の住民用エレベーターを整備することはできません。
 一方で、長崎市では、斜面地の住環境を改善するために、斜行エレベーターなどの地区の特性に応じた交通環境対策を行っていることから、ご意見いただきました内容については、長崎市にお伝えし、ご検討をお願いしたいと存じます。
 今後ともより良い道路行政を進めてまいりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

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長崎市南部の道路整備等について

意見・提案
内容等

1,長崎大水害後2022年7月23日で40周年になるが、八郎川の中流、上流及びその支流の底さらえ工事は計画されているのか、具体的に計画があれば広報誌に掲載をお願いします、無ければ現地を視察し前向きな取り組みを期待します。
2,国道499号〜県道野母崎樺島町に至る道路、特に旧三和行政センターから脇岬に至る道路は従来から観光道路としても必要不可欠な地域であり、新道路なりを早急に実現すべきと思います。観光コースとして団体やグループドライバーの魅力ロケーションの場所が生かされていない、全国景勝地に劣らない地区であり長崎県産魚介類の輸送などのスピードアップや国道499号線の渋滞緩和にもつながると判断されますので一日も早いバイパスや広域農道などを計画して欲しいと思います。

受付日:2021年9月15日 [県内 70代以上]

県の回答

【回答課:河川課、道路建設課】
(河川課)
 県へのご意見をいただきありがとうございます。
 ご意見をいただきました「八郎川の工事の計画」について回答いたします。
 八郎川の河床掘削工事については、治水安全度の向上を目的とし、計画的に実施しております。
 本計画の広報誌の掲載については予定しておりませんが、河川課の取組については、定期的にお知らせしています。
 今後とも、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いします。
(道路建設課)
 県へのご意見をいただきありがとうございます。
 ご意見をいただきました「国道499号に代わる新道路の建設」につきまして回答致します。
 国道499号は、産業、観光および県民生活において非常に重要な道路と認識しており、これまでも交通に支障をきたしている箇所の改良工事を進めてきたところであり、今年度は2車線が確保できていなかった蚊焼町から黒浜町の区間の改良工事について完成を予定しております。
 県としましては、改良工事の整備手法は交通量や交通機能、地域の状況などから決めるものであり、ご提案の区間については、現道の2車線確保により、交通円滑化が図られ産業、観光の振興に寄与すると考えております。
 今後とも、よりよい道路行政を進めてまいりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。 

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川平有料道路の通行料金について

意見・提案
内容等

 川平有料道路に関してご意見を送らせていただきます。2028年に建設費の償還が完了するという報道が流れておりますが、正直トンネルを含めてメンテナンスが必要と考えます。そのため現存の通り2028年以降もNEXCO西日本に通行料徴収を依頼する形で今までより安い金額(そうならないと、クレームになると思います)での徴収をご検討いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

受付日:2021年9月11日 [県内 30代]

県の回答

【回答課:道路建設課】
 県へのご意見をいただきありがとうございます。ご意見をいただきました「川平有料道路」につきまして回答いたします。
 川平有料道路は、長崎県道路公社において有料道路として整備され、昭和63年から料金徴収を開始し、令和10年に建設費の償還期間が満了となる予定です。
 ご意見のとおり、当該道路の維持管理には相当の費用を要することから、近年の国における高速道路の維持管理等の負担のあり方についての議論も参考にしながら、当該道路の将来の管理のあり方について、検討を深めていく必要があると考えています。
 今後とも、よりよい道路行政を進めてまいりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。 

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石木ダムについて

意見・提案
内容等

 石木ダムについて私の考えとしては、公共事業に反対する場合は、全体の利益を図った方がいいという考えです。しかし、住民の気持ちもわからないでもありません。古里がなくなるのは、お金の問題ではなく、命そのものだと思います。そこで、思い出をつなぐ為に、1000分の1程度のジオラマ等を作り、昔この場所に、あった集落を後の世代につなげる物をつくったらどうでしょうか。また、住民が集える場所をダム周辺に作るなど。ダムで無くなる土地や地域のコミュニティを維持できる仕組みを石木ダムに反対されている方に提案してはどうでしょうか。

受付日:2021年8月4日 [県内 40代]

県の回答

【回答課:河川課】
 この度は、貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
 お問い合わせのありました「石木ダム建設事業」について、本県の考えを説明させていただきます。
 石木ダム建設においては、これまで、移転対象となる家屋のうち約8割の皆様から、ダム建設を前提に、用地のご提供という形でご協力いただいているところであり、未だご協力をいただけていない方々におかれましても、故郷に対するお気持ちを強く持たれているということは、十分に理解しております。
 そのため、県は、地域の皆様の大切な土地をお譲りいただくために、正当な補償をはじめ、生活再建対策として、ダム予定地の1.5km下流の比較的近接した場所に代替宅地を造成しており、コミュニティの維持についても配慮を行ってまいりました。
 また、地域の皆様のお気持ちを踏まえながら、石木ダム周辺にある虚空蔵山や日向の棚田、岩屋権現を生かした地域づくりを進めることとしており、現在、地元のお祭りやグラウンドゴルフなどに利用できる公園や、ホタルなどの水生生物とも触れ合える親水施設の整備などを検討しているところであり、地域全体が活性化するよう、地域の皆様とともに取り組んでまいります。
 地形的な特徴から急流河川が多い本県は、過去に長崎大水害や諫早大水害といった水害に見舞われてきた一方、昭和40年代の長崎砂漠とよばれた渇水や平成6、7年の大渇水など、多くの自然災害を経験してきました。
 こうした経験を持つ本県としては、地域にお住まいの皆様方の安全・安心の確保が行政の責務であると考え、今後も石木ダムの早期完成に向け事業を進めてまいります。

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長崎駅・浦上駅の高架化について

意見・提案
内容等

 長崎駅、浦上駅が高架化されて1年が経ちました。高架化工事の間使われていた仮線部分の用地活用や浦上駅前の整備など着々と進められているようにお見受けします。しかしながら、「仮線部分は車道として整備」や「浦上駅前の整備」など断片的な情報はHPで得ることはできますが、どういった工事が行われて、将来的にはいつまでにどのような完成形を見ることが出来るのかが全く分かりません。長崎駅の再開発だけではなく、そういった沿線住民や利用者にも見通しが持てるような情報をHPなどで公表していただけないでしょうか。

受付日:2021年7月10日 [県内 不明]

県の回答

【回答課:都市政策課】
 このたびは、ご意見をいただきありがとうございました。
 県では、交通の円滑化や良質な市街地形成等を目的として在来線路を高架化するJR長崎本線連続立体交差事業を進めております。
 当事業は、平成21年度に事業着手し、仮線路の整備等を行いながら、令和2年3月28日に長崎駅から浦上駅間において高架線路への切り替えを行い、4つの踏切(幸町踏切、宝町踏切、梁川橋踏切、竹岩橋踏切)を除却し、現在は、側道等の整備を進めております。
 「沿線住民や利用者にも見通しが持てるような情報をHPなどで公表してほしい」とのご意見については、側道や浦上駅前広場等の工事内容や完成形、進捗状況といった情報について、HP等により、みなさまへ積極的に公表していきたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

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石木ダムについて

意見・提案
内容等

 石木ダム建設をなんとか中止してください。諫早湾排水門も、石木ダムも、存在意味もなく永続的に続く分断の原因と環境破壊、人々の疲労を生み出すだけのものとなり「なぜこんなものを造ったのか」と減少した僅かな次々世代から延々と恨まれることになります。責任をもって「中止」という英断を下すべきです。建設して良い思いをするのは、1世代僅かな人だけで、「県の資源」「次世代への資産」という幻想は現時点ですら叶えられていません。結局、全員が自意識のない加害者です。悲しみしか感じません。

受付日:2021年7月2日 [県外 不明]

県の回答

【回答課:河川課】
 この度は、貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
 お問い合わせのありました「石木ダム建設事業」について、本県の考えを説明させていただきます。
 石木ダムは、川棚川の洪水被害の軽減と佐世保市の安定的な水源の確保を目的として、昭和50年度から事業に着手しております。
 川棚町は、戦後4回も大雨による洪水被害に見舞われており、このうち、平成2年7月の梅雨前線豪雨では、床上・床下浸水合わせて384戸の甚大な被害が発生しました。こうした状況を踏まえ、川棚川では、河川改修とダム建設により、概ね100年に一度の雨による洪水に備える計画としております。
 また、佐世保市は、安定して取水できる水源に乏しいことから、昭和50年以降、断水や減圧給水を伴う給水制限を4度にわたり実施しているなど、渇水の危機に瀕する事態が度々起こっており、渇水による市民生活等への大きな影響が出ないようにするため、石木ダムの建設により日量4万トンの水源を確保する計画となっております。
 現在においても、移転対象となる家屋のうち約2割の皆さまには、ご協力いただけておりませんが、一方で、約8割の皆さまには、ダム建設を前提に、用地のご提供という形でご協力いただいております。
 地形的な特徴から急流河川が多い本県は、過去に長崎大水害や諫早大水害といった水害に見舞われてきた一方、昭和40年代の長崎砂漠とよばれた渇水や平成6、7年の大渇水など、多くの自然災害を経験してきました。
 こうした経験を持つ本県としては、地域にお住まいの皆さま方の安全・安心の確保が行政の責務であると考え、石木ダムの早期完成に向け事業を進めているものでありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

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橋の増設について

意見・提案
内容等

 長崎県道112号線長崎市式見港線に隣接する竹岩橋に関して要望させて頂きます。
 以前よりこの橋は、渋滞傾向にありましたが、JR長崎本線連続立体交差事業により以前は、国道202号線もしくは206号線側が渋滞しておりましたが、現在は竹岩橋側(長崎市道131206茂里町1号線と長崎市道10200川口町茂里町線の交差部分)で渋滞が発生しております。
 国道より県道112号長崎式見港線に向かう車両また、長崎市道131206茂里町1号線(都市計画道路浦上川線)の県庁方向からの車両・松山町からの車両が竹岩橋側に向かおうとして渋滞になっているようです。
 竹岩橋の完成が昭和34年と記載されていたので、その当時の想定していた交通量を大幅に増えていると思います。そこで橋の増設等を市(竹岩橋は市の管轄となるため)とも協議の上ご検討頂きたいと思い要望させていただきます。

受付日:2021年4月20日 [県内 30代]

県の回答

【回答課:都市政策課】
 ご提案いただきありがとうございます。
 竹岩橋付近につきましては、いただいた内容にあるように、JR長崎本線が立体交差化されるまでは踏切箇所を中心に渋滞、混雑が発生していましたが、現在は、立体交差化により踏切があった箇所付近で車の流れがスムーズになった一方、竹岩橋の東西両側の交差点付近において車の流れが悪くなる状況が見受けられているところです。
 この原因としては、交差点が近接していることなどが考えられます。
 当該交差点は主要渋滞箇所となっており、国・県・市・県警などで情報を共有するとともに、立体交差化後の経過観察を行っているところです。
 このたびいただいたご提案につきましては、今後の対策を検討する際の参考にさせていただきます。

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