県へのご意見・ご提案[令和3年度 福祉・保健]

このページを印刷する

 

 令和3年度(2021年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご提案」のうち、「福祉・保健」に分類されるものを紹介しています。
 ご意見やご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。

[県へのご意見・ご提案ページへもどる]

 

目次  

ヘルプマークと「あいサポート運動」の提携について

意見・提案
内容等

 ヘルプマークの目的は、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなることです。
 一方、「あいサポート運動」は都道府県(市町村)として都道府県民(市町村民)への障害理解を促進する事が目的で、ヘルプマークと「あいサポート運動」が担う役割には違いがあるという考えで、ヘルプマークの交付を開始した後に「あいサポート運動」協定を締結した自治体があります。
 山口県においても、障害のある人もない人も共に暮らしやすい社会の実現に向け、実践する活動として意義があると考えたため、「あいサポート運動」と提携しました。「あいサポート運動」との提携を検討していただけますか?「あいサポート運動」https://www.pref.tottori.lg.jp/aisupport/

受付日:2021年10月19日 [県外 30代]

県の回答

【回答課:障害福祉課】
 あいサポート運動についてお答えいたします。
 あいサポート運動は中国地方を中心に障害者の理解を深める取組みとして全国的にも有名な運動であり、本県も注目しているところです。
 鳥取県のあいサポート運動との提携について、長崎県においては現在のところ検討しておりませんが、長崎県においても平成26年4月に「障害のある人もない人も共に生きる平和な長崎県づくり条例」を制定し、県民が障害及び障害のある人に対する理解を深め、障害のある人に対する差別をなくすことを通じて共生社会の実現を目指して県内障害者団体等のお力も借りながら周知・啓発等を行っております。
 形は違いますが同じく障害理解を促進する取組みとして今後も条例の普及啓発を推進してまいります。

目次へもどる

子どもの医療費について

意見・提案
内容等

 大分から長崎へ異動して約1年。子どもが2人いますがもう少し子供に対しての政策を考えてみてください。子どもの医療費。0歳からかかるのは恐らく全国でもごくわずか。福岡県や大分県は3歳からしかかかりません。福岡に関しては中学生まで500円。子どもはいつ体調を崩すかわかりません。1回800円ですが負担になります。せめて全国の基準に合わせていただきたい。ちなみに大分に住んでいた際は大分県は〇〇市で負担した医療費を全額負担してくれました。大分県庁の方は、人口が減っていると連呼しても始まらないので未来ある子どもにお金をかけている、と言っていましたが、長崎県庁の方は未来に投資はしないような言い方でした。長崎の人は長崎が好きだけどあの街には戻りたくはないと言っています。口を揃えて、子育てに不向きな街と言います。人口が減っていると県庁の方は言っているようですが子どもに少しは優しい街にする街づくりをお願いいたしま
す。

受付日:2021年7月27日 [県内 30代]

県の回答

【回答課:こども家庭課】
 このたびは、県へ貴重なご意見をいただきありがとうございます。
 ご意見にありました「子どもに対する政策」についてご説明させていただきます。
 子どもの医療費につきましては、本県では、市町が行なう医療費助成事業に対する補助を行っており、その対象は乳幼児とし、また、医療機関の窓口で自己負担額のみを支払う現物給付方式で、「入院」「通院」ともに所得制限を設けず実施しているところですが、その内容は全国でも中位に位置していると考えています。
 なお、実際のところ、県内の市町が行なう医療費助成制度は、そのほとんどは中学生までを対象としていますが、中には18歳までとしている市町もあり、全国の状況と同様に、自治体間で助成内容が異なっている状況です。
 子どもの医療費助成は、子育て支援策の一つと理解していますが、このように財政力等によりその内容に自治体間で差が生じていることは問題であり、本来、国が全国統一的に実施すべきと考えていることから、本県としては、国に対して、新たな子どもの医療費助成制度創設の要望を行っているところです。
 今後とも、妊娠・出産から子育てまでの一貫した支援の充実に取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

目次へもどる

精神保健等の相談窓口について

意見・提案
内容等

 精神保健等の電話相談を土日祝日、夜間でも相談できるようにしてほしいです。月曜日から金曜日までの午後15時や17時で終わってしまうところがほとんどで、県の男女共同参画センターも平日しかやってなく、長崎県の人は、夜間、土日祝日に心の問題が出てきたらどうしているんだろうと思います。夫婦のトラブルだって、DVまでは行かないけど話を聞いてほしい人だっているだろうし、介護問題で悩んでいる人とか。昼間は何とかなるけど、夜問題が出てくることが多いと思います。
 他県に住んでいた時、夜中に相談できたので、助かったことが何度かあります。自殺対策や依存性の防止になると思うのですが。いのちの電話もほとんど全くつながりません。厚生労働省の主な相談窓口に掲載されているところもつながりませんでした。

受付日:2021年5月21日 [県内 40代]

県の回答

【回答課:障害福祉課】
 精神保健等の電話相談が土日祝日、夜間に対応する機関が少なく、大変ご不便をおかけしております。土日祝日、夜間での精神保健等の相談は緊急的なものが多く、本県では、緊急的な精神医療相談として、長崎県精神科救急情報センター(24時間年中無休、TEL(0957(53)3982)を設置しております。
 現在は、全国的にもコロナ禍による孤立・孤独によるメンタルヘルスの不調を抱える方も増加しておりますので、ご意見につきましては、相談体制等を検討する上で参考とさせていただきます。 

目次へもどる

病児保育の利用について

意見・提案
内容等

 病児保育の利用について、「条件を満たす家庭は月に1度は無料で利用できる」という制度は考えられないでしょうか。
 共働きの夫婦です。どちらもフルタイムで仕事をしています。息子が保育園で病気や風邪をもらってくることが多く、病児保育を利用することが多々あります。現状、病児保育を利用すると、1回で3000円以上かかります。
 保育園では、よく病気や風邪が流行っています。各家庭事情はありますが、費用が払えないという理由で、体調不良のお子さんを無理やり園に預けて、園で病気が蔓延する…という悪循環のようです。
 うちの息子も、病気が治ってはすぐに別の風邪をもらってくる…という状況です。正社員のフルタイム勤務なので、簡単に休むことはできません。なので、月の半分以上を病児保育に預けなければならないときもあります。月々の保育料も安くはありません。そのうえで病児保育料までプラスでかかっていて、家計のやりくりも難しい状況です。このままでは、どちらかが仕事をやめてパート等に変えることも検討しなければなりません。しかし、そうなればもっと家計は厳しくなります。八方ふさがりで精神的にもつらくなってきます。せめて、両親ともにフルタイムで仕事をしている家庭は、子供一人につき1回/月は無料で病児保育を利用できるようになったりしないでしょうか。それだけでも体調不良の子供を無理に園に預ける親はかなり減ると思いますし、園での病気の流行もすこし抑えられると思います。
 現状は、病児保育の存在も良く知らず、使ったことのない家庭が多いとも思います。そのような方に利用するきっかけを与えることにもつながると思います。

受付日:2021年5月17日 [県内 30代]

県の回答

【回答課:こども未来課】
 県へのご意見・ご提言をいただきありがとうございます。
 「病児保育の利用について、条件を満たす家庭は月に1度は無料で利用できるという制度は考えられないか。」とのご意見・ご提言についてお答えいたします。
 ご承知のとおり、病児保育につきましてはお子様が病気の際に自宅での保育が困難な場合、病院・保育所等において病気の児童を一時的に保育する事業です。
 病児保育事業の実施にあたっては、病児の看護を担当する看護師などを利用児童おおむね10人につき1名以上、保育士を利用児童おおむね3人につき1名以上配置することなどの基準が、国の実施要綱で決まっております。
 可能な限り利用料を安くするため、国、県、市町が一定額の補助を行っておりますが、ご指摘いただいたとおり、1日あたりの利用料が高額なところでは数千円となっているのが現状です。
 しかしながら、病児保育を必要とする全ての人が利用するためには一定の利用料の負担は止むを得ないと考えており、現状ではご提案いただいた病児保育の月に1度の利用料の無料化は困難であると考えます。
 当課といたしましては、実施主体である市町とともに病児保育事業についての利用者への周知を徹底するとともに、引き続き保護者や地域のニーズに応じた保育サービスの充実を図っていきたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 

目次へもどる

ながさき医療機関情報システムについて

意見・提案
内容等

ながさき医療機関情報システムに関してご要望を送らせて頂きます。ながさき医療機関情報システムのページにご意見等というご意見を送れるところがございます。ただ、「現在、このフォーム及び電子メールの暗号化は行っておりません。送信される情報の内容には十分ご注意ください。」と記載があるとおり暗号化されていない状態です。ご要望等をお送りする際、暗号化フォーム以外で送るのは現在セキュリティ対策をいわれており早急に対応すべきかと考えます。
 また、長崎県HPの一部ですので、同じ証明書が利用できるのではないかと思いました。恐れ入りますが、ご対応のご検討何卒よろしくお願い申し上げます。

受付日:2021年4月20日 [県内 30代]

県の回答

【回答課:医療政策課】
 『ながさき医療機関情報システム』に関し、ご意見をいただき有難うございました。次のとおりご回答させていただきます。
 ながさき医療機関情報システムからご意見等を送信するフォームが暗号化されていない件につきましては、セキュリティ対策は重要な問題であると考えますので、ながさき医療機関情報システム内のセキュリティ対策について、再度検討していきたいと思います。

目次へもどる

 

 

 [県へのご意見・ご提案ページへもどる]

このページの掲載元

  • 県民センター
  • 郵便番号 850-8570 
    長崎県長崎市尾上町3番1号
  • 電話番号 095-894-3441
  • ファックス番号 095-826-5682