中華人民共和国 湖北省


<湖北省武漢市>

友好交流提携年月日

 2011年10月10日

友好交流提携に至った経緯

 湖北省の省都・武漢市は、辛亥革命発祥の地です。辛亥革命を起こし「中国改革の父」とも称される孫文先生を、長崎出身の実業家梅屋庄吉が支援していた歴史があります。
 2010(平成22)年に湖北省武漢市で開催された「孫文・梅屋庄吉展」が契機となり、長崎歴史文化博物館で開催された特別企画展「孫文・梅屋庄吉と長崎」に同市の辛亥革命武昌起義記念館や中山艦博物館から文物を借用するなどの交流が始まりました。
 2011(平成23)年9月30日には、来県した湖北省人民対外友好協会長から、孫文と梅屋庄吉の友情を基礎として始まった本県と湖北省との友好交流関係の締結について提案されました。これを受け同年10月10日、長崎県知事が湖北省を訪問し、「日本国長崎県と中華人民共和国湖北省の友好交流関係に関する同意書」を締結しました。

湖北省の概要

 

位置

北緯29度~33度 東経108度~116度

面積

18.59万平方キロメートル(長崎県の面積の約45.2倍、日本の国土面積の約半分)

人口

5,927万人(2019年末現在)(長崎県の人口の約45.3倍)

地理

 中国の中部、長江の中流に位置し、東部を安徽省、南部を江西省、湖南省、西部を重慶市、北部を陝西省、河南省と接する。

省都

武漢市

省長

王忠林(おう ちゅうりん)(2021年5月就任)

気候

高山地域を除き、大部分が温暖湿潤気候に属する。
年間平均気温は15℃~17℃

経済・産業

 省都である武漢市は中国有数の自動車産業都市であり、自動車産業、鉄鋼業、石油化学産業、装備製造業などが盛んである。
 近年は、光電子情報産業、バイオ健康産業などのハイテク産業分野の発展がめざましい。
<基礎的経済指標(2019)>
域内総生産(GDP):4兆5,828億3,100万元
<産業構成比率(2019)>
第1次産業:8.3%、第2次産業:41.7%、第3次産業:50%
(出典:湖北省人民政府ホームページ)

観光

 湖北省には3つの世界文化遺産(武当山古建築、明・清王朝の皇帝墓群、土司の遺跡群)と1つの世界自然遺産(湖北の神農架)のほか、長江三峡や赤壁、黄鶴楼など数多くの観光名所を有する。

アクセス

長崎空港から上海浦東国際空港まで:約2時間
上海浦東国際空港又は上海虹橋国際空港から武漢天河国際空港まで:約2時間

湖北省の写真

<武当山> <三峡ダム>
<黄鶴楼> <武漢長江二橋>
<湖北省シ帰県(詩人・屈原の故郷)のペーロン大会> <武漢市内の夜景>
<武漢東湖緑道桜ハーフマラソン大会> <武漢市中山艦博物館>

関連リンク

〇湖北省人民政府ホームページ【外部サイト(中国語)へ移動します】

〇湖北省観光局ホームページ【外部サイト(日本語)へ移動します】

〇孫文・梅屋庄吉と長崎【外部サイト(日本語)へ移動します】

〇長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム【外部サイト(日本語)へ移動します】

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