介護職員が専門性の高い業務に専念するためには、生活援助の仕事(介護現場で必要な掃除、洗濯、衣類の整理等の周辺業務)について、働ける時間が限られた人が短時間だけ働く等の多様な働き方を積極的に導入していく必要があることから、県では生活援助の仕事を担う「介護サポーター」の普及に向けた取組を実施しています。
介護サポーターとは
- 介護サポーターとは、老人ホーム等の介護施設で、介護職員をサポートする職種です。身体介護以外の業務を担います。
(業務内容の具体例)
掃除、洗濯、片付け、備品の準備、食事の配膳・下膳、ベッドメイキング、見守り、話し相手、趣味活動のお手伝い等 - 多くの介護サポーターの方は、ご自宅近くの老人ホーム等で、週2~3日や1日あたり3~4時間など、短時間で勤務されています。
- 介護サポーターに周辺業務を担っていただけることで、施設等で働く介護職員の負担が軽減され、また利用者の介護に専念することができるので、介護の質の向上につながります。
<介護サポーターイメージ図>
<介護サポーター導入のメリット>
【事業所にとって】
- 職員の業務にゆとりができ、職場環境が改善される
- 見守りの目が増え、利用者の方のリスク軽減につながる
【介護職員にとって】
- 業務が軽減され、専門性を活かした介護の実践ができる(介護の質が向上)
- 利用者の方に関われる時間が多く持てるようになる
【利用者にとって】
- より丁寧な介護を受けることができる
- ニーズに応じた介護を受けることができる
【介護サポーター(元気高齢者等)にとって】
- 就労機会が増える(自宅近くの施設で就労することも可能)
- 短時間の就労により無理なく働くことができ、生きがいや健康づくりにつながる
【令和5年度介護のしごと体験事業(介護サポーター編)より】
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