歯の健康づくり

6月4日から6月10日は「歯と口の健康週間」です

6月4日から6月10日は「歯と口の健康週間」です!

令和7年度のスローガンは、

「歯みがきで 丈夫な体の 基礎づくり」です。

歯と口は、大切な役割をたくさん持っており、歯と口の健康を保つことは、単に食べ物を咀嚼するという点からだけでなく、食事や会話を楽しむなど、豊かな人生を送るための基礎となります。

みなさんもこの機会にご自身の歯とお口の健康について考えてみませんか?

歯と口の健康週間 ポスター[PDFファイル/423KB]

あなたのお口は健康ですか?

歯を失う原因の3分の2は、歯周病と虫歯です!

歯周病は、歯周病菌が増えて起こる病気で、歯と歯肉から徐々にダメージを与え、歯を支える組織を破壊します。また、初期は痛みなどの自覚症状がないため、気づいたときには進行し、重度の歯周病では歯を失うこともあります。さらに近年では、歯周病が全身のさまざまな病気(肺炎、狭心症・心筋梗塞、糖尿病、早産・低出生体重児など)に関わっていることが分かってきました。

お口の健康を保つには、まず、自分のお口の状態を知ることが大切なので、是非チェックしてみましょう。

【歯周病のチェックリスト】
□ 歯ぐきに赤く腫れた部分がある
□   口臭がなんとなく気になる
□   歯ぐきがやせてきたみたい
□   歯と歯の間にものが詰まりやすい
□   歯をみがいた後、歯ぶらしに血がついたり、すすいだ水に血が混じったりすることがある
□   歯と歯の間の歯ぐきが鋭角的な三角形ではなく、うっ血してぶよぶよしている
□   ときどき、歯が浮いたような感じがする
□   指で触ってみて、少しグラつく歯がある
□   歯ぐきから膿が出たことがある

1つでも当てはまれば、歯周病の可能性があります。
早期発見が大切なので、早めに歯科医院を受診しましょう。
(参考:公益財団法人8020推進財団 2023年1月発行「からだの健康は歯とお口から」)

予防歯科について

1)セルフケア
毎日、歯みがきをしているのに、むし歯や歯周病になってしまう方が少なくありません。フロスや歯間ブラシを活用し、みがき残しのないセルフケアを身につけましょう。

2)歯科医院に定期的に行きましょう
歯科医院は、健診や歯みがき指導などの予防にも力を入れています。定期的なチェックを受けることで、歯とお口の健康のみならず、全身の健康にもつながります。

ライフステージごとの歯科保健について

各ライフステージ(胎児期、乳幼児期、学童期、思春期、成人期、壮年期、高齢期)に沿った予防とケアなどの情報については、平成12年に厚生労働大臣の認可を受けた公益財団法人8020推進財団ホームページ(外部サイトへ移動します。)をご覧ください。

長崎県の歯科保健の取り組みについて

歯・口腔の健康づくりに関する政策の総合的かつ計画的な推進を通じて県民の健康増進に寄与することを目的に「長崎県歯・口腔の推進条例」を制定し、その具体的な対策を実践するため、条例に基づいた「歯なまるスマイルプラン」を策定し、むし歯予防や歯周病予防について各種対策を推進しています。

詳しくは長崎県国保・健康増進課ホームページをご覧ください。

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