スクラビング法

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(1)歯ブラシのあて方

ずいちはぶらしのあてかた図1のように、歯ブラシを歯に対して90度の角度で毛先を歯肉と歯の境目に向けてあてます。
(歯ブラシを真横に当てる気持ちで良い。)
歯ブラシの毛先は、軽く当てます。
また、歯の裏側は、バス法と同じよう45度ぐらいの角度で磨くようになりますが、できるだけ真横にあてます。
最後にフッ化物(フッ素入り)歯磨剤をつけて、仕上げ磨きをします。このときに、かみ合わせ部分も併せて磨きましょう。

図1 歯ブラシのあて方

(2)ブラッシング方法

ずにはぶらしのうごかしかた図2のように歯ブラシを90度に保ったまま、小刻みに横に動かします。
このとき力が入らないように小さい範囲で歯ブラシを動かします。

ポイント1
毛先が歯肉に強く当てて動かすと歯肉が傷ついたり、強く当てたまま歯磨剤(はみがき剤)を長年使用すると歯磨剤に研磨剤により歯が削れます。(くさび状欠損)

ポイント2
歯磨剤をつけるとすっきりして「磨けた気」になるので、歯磨剤を使用せず、ブラッシングをして、仕上げにフッ化物(フッ素)入りの歯磨剤を使うと良いでしょう。

ポイント3

ずにはぶらしのうごかしかたスクラビング法は、歯周病になりやすい部分の歯肉と歯の境目や歯と歯の間にもある程度毛先が入り、歯垢(プラーク)除去に効果はありますが、歯周ポケット(歯ぐきが腫れて歯肉と歯の間の溝が深くなっている状態)があると効果が少なくなります。また、大きく動かしたりすると歯肉へのダメージも大きくなりますので気をつける必要があります。

図2 歯ブラシの動かし方

正しくないブラッシングの場合には、ただの横みがきになり、全く効果がないことにもなるので、定期的に専門家のチェックを受けましょう。 

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