長崎県

長崎県フッ化物洗口推進事業


2016年6月30日更新

フッ化物洗口事業

長崎県では、フッ化物洗口による子ども達のむし歯予防を推進しています!!

フッ化物洗口は

 歯の構造を強くし、むし歯になりにくくする効果があります。WHO(世界保健機関)をはじめとする世界の専門機関が安全性を認め、むし歯予防に効果的な方法として推奨しています。
 *乳歯から永久歯に生えかわる就学前から中学校卒業まではもっともむし歯になりやすく、予防が大切な時期です。

フッ化物洗口の効果

<佐賀県の例>
 佐賀県は、1998年頃全国で3歳児のむし歯ワースト1位でした。2,000年頃からフッ化物洗口をスタートし、2013年に全ての小学校でフッ化物洗口が実施されるようになり、その効果は確実に現れています。

【小学校フッ化物洗口実施学校数及び 12歳児のDMFTの年次推移】

小学校フッ化物洗口実施学校数及び12歳児のDMFTの年次推移】

フッ化物洗口がスタートしてから約15年間で、1人平均永久歯のむし歯数は3本以上あったのが、1本以下に減っています。

 

【全国における佐賀県の12歳児有病者順位、むし歯がない者の割合】

全国における佐賀県の12歳児有病者順位、むし歯がない者の割合

12歳児うしょく有病者率は平成18年29位から平成24年6位と上位へ
むし歯のない者の割合は平成18年35.8%から平成24年60.6%に増加

  集団フッ化物洗口の意義

むし歯が少なくなっても、集団でフッ化物洗口することには意味があります。

むし歯の状況には個人、学校、市町間で大きな格差があります。格差を解消する対策としてフッ化物洗口は参加する子供に有効かつ有益です。そこで、むし歯予防を従来の歯磨きや甘味制限に加えて、公共施策として集団でのフッ化物洗口を導入することで、家庭環境や障害の有無にかかわらず、希望する子供のむし歯のリスク(危険度)を半減することができます。

集団フッ化物洗口の導入について

  1. 保育所、幼稚園、小学校、中学校等の各施設においての導入は、歯科園医・校医等施設関係者の協議・協力の下、施設側が決定します。
  2. 導入が決定したら、資料配布や歯科校医による説明会などの開催により、保護者の理解と合意を得、実施希望の確認を取ります。(※希望制です。強制ではありません)
  3. 洗口導入(開始)
  • 長崎県ではフッ化物洗口によるむし歯予防策を普及させるため、洗口を実施する自治体、保育所、幼稚園、学校などに対する助成制度を設け、関連経費の一部を補助しています。

集団フッ化物洗口実施の方法

保育所(園)や幼稚園・小学校等で集団で行うむし歯予防の方法です。フッ化物洗口液(5から6ミリリットル)を口に含み、口を閉じ、頬を動かしてブクブクうがいを30秒から60秒行い、洗口液を吐き出すという流れで行います。

集団で行う効果として

  1. みんなで一緒に行うことができます。
  2. 30%から50%の、高いむし歯予防効果を上げることができます。
  3. 誰もが簡単にできます。
  4. 安全性に優れています。
  5. 安価で行うことができます。
  • 保育所や幼稚園・小学校等で行う公衆衛生的なフッ化物応用は、地域や個人による健康格差をなくすために最も大きな効果をもたらし、また、フッ化物洗口を学校保健の一環として位置づければ、教育的な支援を受けることができるので、継続的な実施が確実なものとなり、よりむし歯予防の成果を上げることができると考えられます。

長崎県の実施方法

  • 長崎県では平成29年度までに、県内の全ての幼保連携型認定こども園・保育所・幼稚園・小中学校及び県立特別支援学校でむし歯予防を希望するこどもに対し、フッ化物洗口ができる環境づくりを進めるため、補助制度を創設するとともに関係機関と連携して推進しています。

【参考】【H29改正】長崎県フッ化物洗口推進事業実施要綱[PDFファイル/233KB]

【参考】【H29改正】長崎県フッ化物推進事業補助金実施要綱[PDFファイル/367KB]

  •  長崎県が行っているフッ化物洗口事業は強制ではなく、保護者や本人に正しく理解していただくとともに、希望者のみが実施しています。「やる自由、やらない自由」があり、個人の意思を尊重して行われています。 また、希望しないこどもへの洗口時の対応としては、他のこどもと一緒に水でブクブクうがいをする等、個人の希望に合わせた配慮を行っています。

  • 長崎県での詳しい実施方法などについてはマニュアルを作成し、それを基に各施設において実施されています。

『保育所・幼稚園、学校における集団フッ化物洗口実施マニュアル』

(H29改定)保育所・幼稚園・こども園、小中学校における集団フッ化物洗口実施マニュアル(平成29年版)[PDFファイル/1MB]

説明用リーフレット類

※以下は、フッ化物洗口の説明用に活用してください。

《小学校、保育所、幼稚園で配布している資料》

[両面チラシ]

《中学校で配布している資料》

《フッ化物洗口動画》
小学校、幼稚園・保育園でのフッ化物洗口の実施方法を、実際に施設で実施している様子を交えて紹介した動画を作成しました。「小学校編」と「幼稚園・保育園編」とに分けて紹介しています。

インターネット放送局「よかよかテレビ」(長崎県のインターネット放送局) 

youtube(県公式チャンネル)「長崎がんばらんばチャンネル」  

 KTNテレビ「健康マガジン(平成29年7月28日放映)」でも中学校でのフッ化物洗口について取り上げられました。

http://kenkou.ktn.co.jp/n415.html(クリックするとKTNテレビ「健康マガジン」のサイトへ移動し、バックナンバーをご覧いただけます) 

長崎県フッ化物洗口実施施設状況 

[各年度をクリックすると各年度の実施状況ページへ移動します]

平成25年度    平成26年度   平成27年度   平成28年度   平成29年度

 フッ化物の安全性について

う蝕予防のためのフッ化物の利用は、わが国をはじめ、世界各国や専門団体(日本歯科医学学界を含め、世界の専門機関・団体)が、「う蝕予防のためのフッ化物利用は、適正に使用すれば安全でう蝕予防に高い効果がある」方法として共通認識を図り、学術的に正論とされている見解を示しています。

【参考】平成23年1月21日に日本弁護士連合会より出された「集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書」に対し、日本口腔衛生学会から見解が出されていますので、ご参照ください。

    日本弁護士連合会より出された「集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書」に対する見解【ページが移動します】

その他. フッ化物(フッ素)応用について

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