普及・啓発活動

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HIV検査普及週間

 厚生労働省は、平成18年以降、毎年6月1日から6月7日までの1週間を「HIV検査普及週間」と定め、国や都道府県等が、利便性の高い場所や時間帯に配慮した検査を実施するなど、利用の機会を拡大するとともに、広く国民に対して、検査・相談体制に係る情報提供を含む普及啓発を行い、HIV検査の普及・浸透を図る機会とするものです。

 

令和7年度 西彼保健所における検査

保健所では、電話や面接による相談や検査を行っています。相談や検査は無料・匿名で受けることが出来ますので、感染の不安・心配がある方は1人で悩まず安心してご相談ください。

女性スタッフによる相談、採血、女性医師による説明も対応可能なので、女性の方も気軽にご相談ください。

〔検査〕 HIV抗原・抗体検査、梅毒抗体検査は血液検査、クラミジア抗原検査は尿検査です。
 ※HIV、梅毒はご希望があれば一緒に検査ができます。
 ※検査は、匿名で実施し、プライバシーに配慮するために予約制としております。
 ※必ず事前予約をお願いします。

〔検査項目〕

  • HIV抗原・抗体検査・・・ヒト免疫不全ウイルス感染の有無を調べます。
  • 梅毒抗体検査・・・・・梅毒の原因菌である梅毒トレポネーマ感染の有無を調べます。
  • クラミジア抗原検査・・原因菌であるクラミジア・トラコマチス(遺伝子)の有無を調べます。

〔検査可能時期〕
 感染初期には血液中に抗体やウイルスが検出されない期間があるため、感染の心配があった時から一定期間経過している必要があります。

  • HIV抗原・抗体検査・・3か月以上
  • 梅毒抗体検査・・・・・5週間以上
  • クラミジア抗原検査・・24時間以上

〔実施日・時間〕

  • 通常検査:月曜日から金曜日 10時から16時30分
  • 即日・夜間検査:令和7年5月26日(月) 10時から19時

〔料金〕無料

〔予約〕要予約(前日まで)

 ※祝日は除きます。
 ※相談・検査の予約は17時までにお電話ください。
 ※即日・夜間検査のみオンラインでの予約も受け付けています。西彼保健所性感染症(即日・夜間検査)予約ページからご予約ください。

〔検査結果〕

  通常検査の場合、採血日から約2週間から4週間後に再度、来所していただき結果をお知らせします。
  ※お電話等でのお問合せには対応しておりません。

世界エイズデー

 WHO(世界保健機関)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を“World AIDS Day”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。日本においても、その趣旨に賛同し、毎年12月1日を中心にエイズに関する正しい知識等についての啓発活動を推進しています。

レッドリボン

“レッドリボン(赤いリボン)”は、世界エイズデーキャンペーンをはじめ、HIV/エイズに関する運動の世界的なシンボルです。
この“レッドリボン”がエイズのために使われ始めたのは、アメリカでエイズが社会的な問題となってきた1980年代の終わりごろでした。このころ、演劇や音楽などで活動するニューヨークのアーティスト達にもエイズがひろがり、エイズに倒れて死亡するアーティスト達が増えていきました。そうした仲間達に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示すため、“赤いリボン”をシンボルにした運動が始まりました。この運動は、その考えに共感した人々によって国境を越えた世界的な運動として発展し、UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。このレッドリボンの意味を知り、レッドリボンを身につけることによって、エイズをみんなで考えましょう。
 

このページの掲載元

  • 西彼保健所 地域保健課
  • 郵便番号 852-8061 
    長崎市滑石1丁目9番5号
  • 電話番号  【健康対策班】095-856-5059 【保健福祉班】095-856-5159
  • ファックス番号 095-857-6663