長崎県感染症発生動向調査
令和2年 西彼保健所感染症情報(第32週)[PDFファイル/234KB]
- 長崎県内において新型コロナウィルス感染症患者が170名となりました。
- 管内において、マダニによる感染症「日本紅斑熱」の患者発生がありました。農作業や庭仕事、レジャー等、野外で活動する際には、皮ふの露出を少なくする服装を着用し、防虫スプレーを活用しましょう。
麻しんについて
- 2019年、関東を中心に麻しんの患者が増加しています。
- 麻しんの対策も風しんと同様ワクチン接種となります。
- 麻しんと風しんのワクチンは一緒になった「麻しん風しん混合(MR)ワクチン」がありますので、同時に接種できるMRワクチンの接種をお奨めします。
- 子どもさんは、定期接種を2回(1歳と小学校就学前1年間)を受けましょう。
- 海外渡航の予定がある方は、早めに予防接種を受け、麻しんから守りましょう。
詳細は、「麻しん対策」をご覧ください(ページが移動します)。
腸管出血性大腸菌感染症について
- 夏季は、O157などの腸管出血性大腸菌感染症の危険性が高まります。
- 肉の加熱不足や、生食は注意が必要です。生鮮食品は、しっかり加熱しましょう。
- 特に、乳幼児や高齢者は重症化したり、集団感染を起こすことがあります。
- 帰宅時や調理・食事前は、石けんを使って、しっかり手洗いをしましょう。
腸管出血性大腸菌の予防(長崎県医療政策課ホームページへ移動します)。
梅毒(性感染症)について
- 梅毒の報告数が、全国的に増加傾向です。
- 長崎県における平成30年第47週までの報告数は39名で、過去に多かった平成26年と27年の19名を上回って、当調査が始まった平成11年以降、最多となっています。
- 長崎県立保健所では、梅毒の抗体検査を平成30年度から開始しました。無料・匿名で検査を受けることができます。
性感染症に関する相談や検査については、こちらのページをご覧下さい(ページが移動します)。