感染症発生状況

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感染症情報速報最新版

※感染症法に基づき収集した患者の発生状況について、週1回、週報を作成しています。

県南保健所感染症発生状況(2025年38週)[PDFファイル/282KB]

 ※第38週:9月15日から9月21日
 ※定点当り報告数:1医療機関が1週間で何人の患者が診断したかを表しています。(1医療機関当りの平均報告数)

【トピックス・季節情報】
☆ダニやツツガムシが媒介する感染症に注意しましょう
 マダニ類やツツガムシ類は、野外の藪や草むらに生息しているダニで、野生動物が出没する環境に多く生息しているほか、民家の裏山、裏庭、畑やあぜ道などにも生息しています。マダニ類は「日本紅斑熱」や「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を媒介し、ツツガムシ類は「つつが虫病」を媒介します。

 管内では、2025年第38週までに、2件のSFTS、1件の日本紅斑熱が報告されています。
 マダニ等が媒介する感染症の予防には、ダニに咬まれないことが重要です。野外で活動する際は、長袖、長ズボン、長靴を着用するなどして肌の露出を極力避け、マダニに有効な虫よけ剤を使用して感染防止に心がけましょう。もし、マダニ等に咬まれていたことに気づいた場合、無理に取り除こうとせず、皮膚科等の医療機関で適切に処置してもらいましょう。 また、咬まれた後に発熱等の症状があった場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。受診した医療機関では、咬まれた状況などをできるだけ詳細に説明しましょう。
 
☆呼吸器感染症に注意しましょう
 2025年第37週の長崎県全体のインフルエンザの定点当たり報告数が「1.04」となり、流行開始の目安となる「1.00」を上回りました。管内では「1.00」を超えてはいませんが、インフルエンザの流行期に入り、今後患者数の増加が懸念されます。
 また、管内における新型コロナウイルス感染症の第38週の定点当たり報告数は「14.6」でした。全国及び長崎県の報告数を上回っている状況が続いています。
 手洗いの励行、適切なマスクの使用、換気などの基本的な感染対策に努め、感染予防を心がけましょう。

【8月分月報】
※感染症法に基づき収集した患者の発生状況について、月1回、月報を作成しています。

長崎県感染症発生動向調査速報(月報_8月)[PDFファイル/196KB]

 ※8月:8月1日から8月31日
 ※定点当り報告数:1医療機関が1カ月で何人の患者が診断したかを表しています。(1医療機関当りの平均報告数)

過去5週分掲載(県南保健所感染症発生状況(週報))

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