感染症発生状況

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感染症情報速報最新版

※感染症法に基づき収集した患者の発生状況について、週1回、週報を作成しています。

県南保健所感染症発生状況(2025年25週)[PDFファイル/276KB]

 ※第25週:6月16日から6月22日
 ※定点当り報告数:1医療機関が1週間で何人の患者が診断したかを表しています。(1医療機関当りの平均報告数)

【トピックス・季節情報】
☆百日咳の報告が多くなっています。
 百日咳は、主に百日咳菌の感染によっておこるけいれん性の咳発作を特徴とする気道感染症です。潜伏期は通常5から10日で、かぜ様症状で始まり、次第に咳の回数が増え程度も激しくなります。夜間の咳発作が多いことも特徴で、回復までに2~3か月かかることもあります。

  また、乳児では、肺炎、脳症を合併し、重症化することもあります。感染経路は飛沫感染ですので、咳エチケット、手洗い、手指消毒で予防に努めましょう。

☆流行性角結膜炎に注意しましょう
 警報レベルが継続しています。 
 本疾患は、アデノウイルスによる疾患です。涙液や眼脂で汚染された指やタオル類からの接触感染により伝播し、小児から高齢者の方まで幅広く罹患します。潜伏期は8日から14日で、急に発症し、眼瞼の浮腫、流涙、耳前リンパ節の腫脹を伴います。角膜に炎症が及ぶと透明度が低下することがあります。有効な治療薬はなく、対症療法が基本となります。感染力が強いので眼分泌物はティッシュペーパーなどで除去し、直接手で触れないように気をつけましょう。
 また、手洗いを励行し、洗面器やタオルを共有せず、触れた場所をアルコール等でよく拭くなどして感染防止に努めましょう。

【5月分月報】

※感染症法に基づき収集した患者の発生状況について、月1回、月報を作成しています。

長崎県感染症発生動向調査速報(月報_5月)[PDFファイル/189KB]

 ※5月:5月1日から5月31日
 ※定点当り報告数:1医療機関が1カ月で何人の患者が診断したかを表しています。(1医療機関当りの平均報告数)

過去5週分掲載(県南保健所感染症発生状況(週報))

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