日本では、毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」と定め、薬剤耐性に関する正しい理解と適切な対応を広く呼びかけています。
私たち一人ひとりが、抗菌薬に対する正しい知識を持ち、正しい使い方をすることで、薬剤耐性を広げないようにしましょう。
薬剤耐性(AMR)とは
感染症の原因となる細菌に抗菌薬(抗生物質)が効かなくなることです。 抗菌薬を正しく飲まないと、からだの中で耐性をもった病原菌が増えて、感染症の治療や手術の際に影響を及ぼすことがあります。
私たちができること
●不必要な時に抗菌薬をのまない 抗菌薬はかぜを治す万能薬ではありません。かぜやインフルエンザの原因となるウイルスに、抗菌薬はそもそも効果がありません。必要のない抗菌薬を求めないようにしましょう。分からないことは、お医者さんか薬剤師さんに聞きましょう。
●処方された抗菌薬は医師の指示通りのみましょう お医者さんはあなたの体に合わせた抗菌薬を処方しています。とっておいて別の機会にのんではいけません。また他の人の抗菌薬をもらったり、あげたりしてはいけません。
●基本的な感染対策をしましょう ・正しい手洗い ・咳エチケット ・ワクチン接種
このページの掲載元
- 壱岐保健所 企画保健課
- 郵便番号 811-5133
壱岐市郷ノ浦町本村触620番地5号 - 電話番号 0920-47-0260
- ファックス番号 0920-47-6357