長崎県

11月10日は「世界HTLVデー」です。


2019年9月30日更新

HTLV-1とは、ヒトT細胞白血病ウイルス(Human T-cell Leukemia Virus Type 1)の略称で、血液中の白血球のひとつであるリンパ球に感染するウイルスです。昨年、日本HTLV-1学会、および国際レトロウイルス学会が、11月10日を「世界HTLVデー」と定めました。現在、HTLV-1の感染者(キャリア)の数は、日本では約80万人、世界では3,000万人以上と推定されています。母子感染(主に母乳)と性行為が主な感染経路ですが、咳やくしゃみなどで感染することはありません。なお、感染してもすぐには症状が出ませんが、約5%の方は40年以上の長い年月を経て、成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)を発症し、一旦発症すると予後は厳しいと言われています。頻度は低いですが、感染後数年でHTLV-1関連脊髄症(HAM)、HTLV-1ぶどう膜炎(HU)等を発症することがあります。下半身の神経症状(つまずきやすい、尿がなかなかでないなど)や眼症状(かすんでみえる、眼が充血するなど)があれば、医師にご相談ください。長崎県では、母子感染予防のため妊婦健診時に無料でHTLV-1の検査を実施しています。また、五島保健所では、HTLV-1をはじめ、各種性感染症の検査、相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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