長崎県

新型インフルエンザ等対策


2015年5月25日更新

 


新型インフルエンザ等対策

〇新型インフルエンザとは、季節性のインフルエンザウイルスと抗原性が大きく異なるウイルスであって、一般に国民が免疫を獲得していないことから、全国的かつ急速なまん延により国民の生命および健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるものです。

〇新型インフルエンザの出現が指摘される背景には、アジアを中心に流行している鳥インフルエンザがあり、鶏等の家禽類に蔓延し、ヒトへの感染により死亡例が報告されています。なお、世界保健機関(WHO)の発表(2013年12月10日現在)によると、鳥インフルエンザであるH5N1型は、15カ国で648人が発症し、384人が死亡(致死率59%)。特にインドネシア(195人が発症し163人が死亡(致死率84%))において被害が出ており、高病原性である鳥由来H5N1型の新型インフルエンザの出現が危惧されています。

 〇新型インフルエンザ出現に備えて、国・県・市町・県民の役割を明記し、計画と連携、サーベイランス(発生状況の把握)、予防と封じ込め、医療、情報提供・共有の主要5項目に分けて、長崎県新型インフルエンザ対策行動計画を平成17年12月に策定していたが、国の行動計画等の改訂に伴い、対策本部並びに対策会議と協議を行い、平成20年3月に改訂を行い、また、平成21年2月に国の対策行動計画が従来のフェーズにかえ、我が国における対策の転換点の時期を示す5段階に設定し直され、発生の段階毎に対策の考え方を明記し、感染拡大を可能な限り抑制し、健康被害を最小限にとどめ、社会・経済を破綻に至らせないための行動計画として改訂されて、併せて各種ガイドラインが策定されました。これを受け、これまでの本県の対策行動計画も国の対策行動計画に準じ、平成22年11月に改訂(第三版)し、合わせ各対策ガイドラインを策定しました。

〇さらに、国は平成21年発生した新型インフルエンザ(A/H1N1)の経験を踏まえ、平成23年9月20日に「新型インフルエンザ対策行動計画」を改訂したが、同時に法整備が進められたことから、平成25年6月7日に政府行動計画、平成25年6月26日にガイドラインが策定され、これに伴い政府行動計画を踏まえ、平成25年度、新に本県の行動計画等を策定することとしています。


新型インフルエンザQ&A

Q1.新型インフルエンザとは何ですか?

A1. インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによっておこる病気です。このインフルエンザウイルスは地球上に数種類存在し、ヒトだけでなく、ほかの動物もインフルエンザウイルスに感染します。
通常はそれぞれ同種の間で感染しますが、インフルエンザウイルスが変異することによって、これまでヒトに感染しなかったインフルエンザウイルスがヒトに感染するようになり、さらにヒトからヒトへ感染するようになります。
この変異したインフルエンザウイルスによって起こるインフルエンザを新型インフルエンザと言います。 

Q2.新型インフルエンザが出現したらどうなるのですか?

A2.  ヒトは、毎年流行する通常のインフルエンザに対しては、これまでに感染していたり、ワクチンの接種を受けたりして、何らかの抵抗力(免疫)を持っています。
しかし、新型インフルエンザは、これまでヒトに感染したことがない新しいタイプのインフルエンザウイルスによるものですから、新型インフルエンザがもし発生したらすべての人はそのウイルスに抵抗力(免疫)を持たないためヒトの間で急速に拡がり世界中に蔓延すると考えられています。

Q3.どうして今、新型インフルエンザに関心が集まっているのですか?

A3.  平成15年(2003年)12月以降、タイ、ベトナム、インドネシアなどの東南アジア を中心とした地域で、新型インフルエンザの原因となると言われている、鳥インフルエンザの断続的な発生が確認されており、通常はトリの間で流行し、ヒトには感染しない鳥インフルエンザのヒトへの感染も見られています。 現時点では鳥インフルエンザウイルスが、トリからヒトへまれに感染している程度で、特異なケースを除いてヒトからヒトへの感染は報告されていませんが、今後ヒトからヒトへ感染するウイルスへと変異することが懸念されています。
なお、鳥インフルエンザへの感染は、鳥インフルエンザに感染した鳥と濃厚な接触をした場合で、国内での日常的な生活での感染の心配はありませんが、海外に出かける場合などには次のことに注意しましょう。

  • 鳥インフルエンザの発生が確認されている地域に行く場合には養鶏場や生 きた鳥が売られている市場に行かないようにする。

  • 弱った鳥や死んだ鳥には触れないようにする。

  • 旅行中も、手洗いやうがいに心がけ、体調に留意する。

  • 旅行中に死んだ鳥などに触れ、その後体調を崩した場合などで不安なとき

    は、帰国後検疫所、または最寄りの保健所にご相談ください。

Q4.新型インフルエンザは、これまでに流行はあったのですか? 今度の流行はいつですか?

A4.  これまで新型インフルエンザとして、大正7年(1918年)に「スペインインフルエンザ」、昭和32年(1957年)に「アジアインフルエンザ」、昭和52年(1977年)に「ソ連インフルエンザ」が流行しています。いずれも世界的に流行し、多くの死亡者を出しました。
新型インフルエンザは10年から40年の周期で出現すると言われていますが、いつ出現するのか、予測することはできません。

Q5.新型インフルエンザが発生すると、どのくらいの人が感染しますか?

A5. 米国疾病管理センターの計算式によると、1/4の人が感染すると予想され、患者数は国内で最大2500万人、県内で最大30万人と推定されています。 
ただし、新型インフルエンザが実際にどのくらいの感染力を持つのか、どのくらいの症状になるのかは、まだわかっておりません。

Q6.新型インフルエンザは、どのようにしてうつりますか? どうしたら感染しませんか?

A6.  通常のインフルエンザは、患者の咳などの飛沫に含まれるウイルスを吸い込むことで感染します。新型インフルエンザも同様だと考えられています。
一般的に、インフルエンザの予防としては、日常生活で1)外出後の手洗いとうがいをしっかりとする、2)マスクを着用する、3)湿度を保つ、4)人混みを避ける、などを行うことが必要です。 また、日頃から十分に睡眠や休養をとり、バランスよく栄養を摂ることも重要です。
新型インフルエンザ出現時も、通常のインフルエンザ同様、こういった予防法をしっかり行い、感染防御に努めることが大変重要です。

Q7.新型インフルエンザのワクチンは受けられますか? 

A7.  通常のインフルエンザのワクチンは、インフルエンザの重症化の予防に効果があります。 しかし、新型インフルエンザ用のワクチンは、新型インフルエンザウイルスが確認されて製造に入ると言われており、予防手段として直ちに使用できる一般の方向けのワクチンはまだありません。
 

Q8.新型インフルエンザにかかった時、治療はどのようにするのですか?

A8.  通常のインフルエンザに使用されている抗インフルエンザウイルス薬(ノイラミニ ダーゼ阻害薬、商品名:タミフル、リレンザ)が有効であると考えられており、全国で6,310万人分の抗インフルエンザウイルス薬が平成24年度までに備蓄されています。 
抗インフルエンザウイルス薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)は、発症後48時間以内に服用した場合に効果がありますので、急な発熱や咳など普段と違う症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
なお、健康な一般の方が予防のために服用する必要はありません。

Q9.長崎県が行っている新型インフルエンザ対策を教えてください。

A9.  長崎県は、平成17年11月に長崎県新型インフルエンザ対策本部を設置し、また長崎県新型インフルエンザ対策会議を開催し、同年12月に「長崎県新型インフルエンザ対策行動計画」を策定し、平成20年3月に所要の見直しを行い、さらに、国の改訂に基づき平成22年11月に第3版を策定しております。
以降、本計画に従って対策を進めており、医療機関向けの講習や県内各保健所での訓練を開催することとしており今後さらに、平成25年4月13日施行された新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、新たな「新型インフルエンザ等対策行動計画」を策定し具体的な対策を図っていくところです。
また、抗インフルエンザウイルス薬の備蓄につきましても、平成24年4月末現在で国・都道府県分を合わせ、国民の45%に相当する量を目標とし、国民の49%(6,310万人)を備蓄しています。
一方、新型インフルエンザが出現した際は、社会的混乱を生じることのないように正確な情報の理解が大切となります。
新型インフルエンザが発生し、流行の規模が大きい場合などには、学校閉鎖や集会の自粛など普段の行動の制限をお願いしたり、個人の感染防御にもいっそう力を入れてもらうことがあるかもしれません。
感染拡大を防止し、県民の皆様一人一人が感染しないためにも、ご理解とご協力をお願いします。

Q10.新型インフルエンザについてわからないことがあった時、どうしたらいいですか?

A10. 新型インフルエンザ等に関する情報は、厚生労働省のホームページのほか次にお示ししたホームページで入手できます。 
また、長崎県医療政策課並びに最寄りの保健所において随時ご相談を受け付けておりますのでお気軽にお尋ね下さい。(土・日・祝日を除く9時から17時) 

保健所名

電話番号

住 所

西彼保健所

095-856-0691

〒852-8061 長崎市滑石1-9-5

県央保健所

0957-26-3304

〒854-0081 諫早市栄田町26-49

県南保健所

0957-62-3289

〒855-0043 島原市新田町347-9

県北保健所

0950-57-3933

〒859-4807 平戸市田平町里免1126-1

五島保健所

0959-72-3125

〒853-0007 五島市福江町7-2

上五島保健所

0959-42-1121

〒857-4211 新上五島町有川郷2254-17

壱岐保健所

0920-47-0260

〒811-5133 壱岐市郷ノ浦町本村触620-5

対馬保健所

0920-52-0166

〒817-0011 対馬市厳原町宮谷224

長崎市保健所

095-829-1153

〒850-0031 長崎市桜町6-3

佐世保市保健所

0956-24-1111

〒857-0042 佐世保市高砂町5-1

医療政策課

095-895-2466

〒850-8570 長崎市江戸町2-13

 

新型インフルエンザの知識

  新型インフルエンザ基礎知識[PDFファイル/364KB]

  新型インフルエンザパンフレット[PDFファイル/982KB]

  新型インフルエンザのお知らせ(日本語版)[PDFファイル/116KB]

  新型インフルエンザのお知らせ(韓国語版)[PDFファイル/228KB]

  新型インフルエンザのお知らせ(中国語版)[PDFファイル/133KB]

  新型インフルエンザのお知らせ(英語版)[PDFファイル/115KB]

  

 【他機関リンク】

厚生労働省(インフルエンザ対策)

内閣官房(新型インフルエンザ対策) 

 


このページの掲載元

  • 医療政策課
  • 住所:長崎市江戸町2番13号
  • 電話:095-824-1111
  • ファクシミリ:095-895-2573
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