百日咳の報告が多くなっています

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百日咳は、主に百日咳菌の感染によっておこるけいれん性の咳発作を特徴とする気道感染症です。潜伏期は通常5、10日で、かぜ様症状で始まり、次第に咳の回数が増え程度も激しくなります。夜間の咳発作が多いことも特徴で、回復までに2、3か月かかることもあります。また、乳児では、肺炎、脳症を合併し、重症化することもあります。
2025年第22週には39件の報告があり、1週間の報告数として2018年以降最多となっています。2025年第22週までの245件の報告において、年代別では、10代(133件、54%)、10歳未満(59件、24%)、40代(21人、9%)の順に多くなっています。
感染経路は飛沫感染ですので、咳エチケット、手洗い、手指消毒で予防に努めましょう。

 

長崎県における百日咳診断週別累積患者報告数

長崎県における百日咳診断週別報告数

長崎県における百日咳診断週別年代別報告数

長崎県における百日咳の年齢別報告数

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