循環器病対策

長崎県循環器病対策推進計画

県内の循環器病対策推進のため、「長崎県循環器病対策推進計画」を作成しています。

令和6年3月には、令和6年度令和11年までの6年計画として、「第2期長崎県循環器病対策推進計画」を策定しました。

詳細は、各種計画、指針、マニュアル のページをご覧ください。

長崎県脳卒中・心臓病等総合支援センター

長崎県では、脳卒中や心臓病の患者さん・ご家族の方に対する支援や地域の皆様への情報提供・普及啓発、また地域の医療機関との連携、研修会の開催などの包括的な支援を行なうため、令和6年4月1日より長崎大学病院へ長崎県脳卒中・心臓病等総合支援センターを委託しています。

長崎県脳卒中・心臓病等総合支援センター(外部サイトへ移動します)

脳卒中・心臓病等総合支援センターの役割

  • 脳卒中・心臓病などの患者さんやご家族の悩み事、困りごとの相談受付
  • 脳卒中・心臓病などについて、その予防や治療などの情報提供や普及啓発活動
  • 地域の医療従事者に対する研修会・勉強会の開催
  • 地域連携パスなどを用いた医療機関の連携体制構築の推進
  • 相談支援で用いるパンフレット・動画などの資料作成、提供

イベントのお知らせ

長崎県脳卒中・心臓病等総合支援センターが開催するイベントをお知らせします。イベント詳細は、センターのホームページをご覧ください。

心臓病のつどい

 心臓病患者さん同士のピアサポート(同じような病気の方がその経験について話し合い、知識や気持ちを共有することで回復の支援を行うこと)のきっかけとなることを目的として、心臓病のつどいを開催します。長崎大学病院 小児科医の桑原先生による先天性心疾患に関する講演や、長崎大学医学部室内合奏団による演奏もあります。心臓病の方やそのご家族、また心臓病に関りのある方々のご来場をお待ちしております。

日時 令和6年8月12日(月曜日・祝日) 17時半から19時(17時受付開始)

場所 長崎県庁(長崎市尾上町3-1) 1階ロビー・イベントエリア等

参加費 無料(事前予約不要)

心臓病のつどい チラシ[PDFファイル/609KB]

県民公開講座「みて、きいて、健康チェック!脳卒中と心臓病」

 脳卒中・心臓病等の予防のために、県民公開講座を開催します。医師による講演や、フリーテレビキャスターの草野仁さんをお招きした座談会のほか、機器を用いた健康チェック、野菜販売などのマルシェ、親子で救命救急士体験ができる各ブースがあります。どなたでもお気軽にご参加ください。

日時 令和6年9月16日(月曜日・祝日) 10時から16時

場所 出島メッセ長崎(長崎県尾上町4-1) 101・102・103会議室、コンベンションホール

参加費 無料(事前予約不要)

県民公開講座チラシ[PDFファイル/379KB]

脳卒中・心臓病等の予防及び医療提供体制推進に関する協力協定

令和5年12月より、長崎県と国立大学法人長崎大学、協定企業は、3者で相互に連携及び協力を行い、「長崎県循環器病対策推進計画」に基づく脳卒中・心臓病等の予防や正しい知識の普及啓発、保健、医療、福祉サービス提供体制の充実の推進に取り組むことによって、長崎県民の健康寿命の延伸、脳卒中・心臓病等の年齢調整死亡率の減少を図ることを目的に、標記の協力協定を締結しました。

活動内容

  1. 県民への情報発信
  2. 県民意識調査
  3. 特定保健指導の推進
  4. 重症化予防のための連携体制構築支援
  5. 上に定めるもののほか、本協定の目的を達成するために必要な事項

以上の活動の中から、各企業にて実施できる内容を選び活動いただいております。

締結企業(50音順)

  • アクサ生命保険株式会社
  • エドワーズライフサイエンス株式会社
  • 株式会社インテグリティ・ヘルスケア
  • SOMPOひまわり生命保険株式会社
  • 東京海上日動あんしん生命保険株式会社
  • 日本生命保険相互会社
  • ノバルティス ファーマ株式会社
  • 藤村薬品株式会社
  • 明治安田生命保険相互会社

企業の方へ

当協定の取組にご協賛いただき、協力企業となっていただける企業を随時募集しております。

詳しくは、長崎県医療政策課 がん対策班 095-895-2467 までご連絡ください。

脳卒中・心臓病等に関する対策

脳卒中対策

脳卒中は、脳血管が突然閉塞することによって起こる虚血性脳卒中(一過性脳虚血発作、脳梗塞)と、脳血管が破裂し、血液が脳細胞の周囲に流出する出血性脳卒中(脳出血、くも膜下出血)に大別される救急疾患です。

近年、脳卒中の検査、治療の進歩は目覚しく、それに伴い、脳卒中患者の死亡率は徐々に改善していますが、後遺症を残すことも多く、リハビリテーションも治療の大きな柱となります。そのため、脳卒中では急性期の治療から回復期、慢性期のリハビリテーション、退院後の安心・安全な地域生活に至るまで切れ目のない医療が提供されるような体制が必要です。

【脳卒中診療ネットワーク】

本県は、脳卒中に関する医療機能の役割分担を推進し、急性期における拠点化と急性期から回復期に至る連携を図るため、「脳卒中診療ネットワーク」を構築しています。具体的には、県が、急性期に必要な医療機能を有する医療機関を、その機能に応じて、「脳卒中支援病院」「地域脳卒中センター」「高次脳卒中センター」として認定することで、広く県民が脳卒中急性期の専門医療機関を認識できるようにしています。これにより、脳卒中発症時の救急医療機関として、救急隊員、医療関係者、県民が適切な判断を行えるようにします。

脳卒中ネットワーク 医療機関一覧[PDFファイル/299KB]

急性心筋梗塞対策

急性心筋梗塞とは、心臓に酸素と栄養を送る血管である冠動脈が動脈硬化や血栓により閉塞し、心臓の筋肉に血液が送れなくなってしまう病気です。

急性心筋梗塞の症状として、多くは胸部の締めつけられるような痛みが起こります。また、閉塞部位によっては、肩や腕などへの痛みや息切れ、吐き気などの症状を呈することもあります。

急性心筋梗塞の疑いのあるときは、一刻も早く医療機関を受診する必要があり、発症直後の救急要請が大切です。

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