令和4年度「防災親子さるく(中島川)」の開催結果について

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令和4年度「防災親子さるく(中島川)」の開催結果について

 昭和57年7月23日に長崎大水害が発生してから本年で40年になります。
 大水害の教訓や防災対策の重要性を未来へ伝えていくことを目的に、小学生とその保護者を対象に令和4年7月22日(金)、中島川周辺と西山ダム、本河内高部ダムにおいて「防災親子さるく(中島川)」を開催しました。
 【主催:長崎県土木部河川課、長崎振興局建設部河川課 協力:長崎県治水砂防ボランティア協会】

出発式

 当日は、晴天にもめぐまれ、64名のご参加をいただきました。

出発式

中島川

 中島川では、長崎大水害当時の被災水位や、被災した国指定の重要文化財である眼鏡橋の復旧(現地保全に向けた)と、バイパス水路や上流の
ダム整備等について説明を行い、長崎大水害の凄まじさや、中島川の防災対策の重要性について学びました。

中島川1式

西山ダム

 西山ダムでは、ダム周辺の探索や模型実験を行い、ダムの構造や大雨が降った際の役割について学びました。また、西山ダム管理事務所内
に設置されている中島川周辺の地形を立体的に確認することができるジオラマとダム建設までの歴史をまとめた映像を視聴し、河川の延長が
短く急な勾配である地形条件の中では、ダムと河川改修の組み合わせによる治水対策が効果的であることを学びました。

西山ダム1式

本河内高部ダム

 本河内高部ダムでは、国の重要文化財に指定を受けていることから、新・旧ダムの歴史ある景観や造りおける魅力について説明を行い、その後
は、普段は見ることができないダムの中(監査廊)や浄水場の施設を近くで見学することができました。

本河内高部1式

ドローンによる記念撮影

  最後に本河内高部ダムの上で、参加者全員でドローンによる記念撮影を行いました。当日は暑い中、たくさんの方にご参加いただきありがと
 ございました。ご参加された方々が今回の体験を元に防災や土木施設に、より一層関心を持っていただけると幸いです。

ドローン

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  • 長崎振興局 河川課
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    長崎市大橋町11-1
  • 電話番号 095-844-2181
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