7.23長崎大水害40周年　災害伝承さるく「長崎未来さんぽ」

2022年8月12日更新このページを印刷する

日時：令和4年7月23日（土曜日）
主催：散歩の達人　デミー＆マリー
協力：長崎振興局　河川課

長崎県立東高等学校の生徒約10名が

・過去に何が起きたのか？
・現在何が変わったのか？
・未来に何をすればいいのか？

を学びながら、出島から西山ダムまで長崎大水害ゆかりの地を巡りました。

高麗橋（市指定有形文化財）は、中島川中流部にある橋で、長崎大水害後の河川拡幅工事による新橋（写真左）の架設に伴い撤去されることとなりました。
これを受けて、旧高麗橋（写真右）は、平成5年、中島川支川の西山川上流に位置する西山ダム河川公園に旧石を用いて移築復元されました。

西山ダムは日本で3番目に古いコンクリートダムとして明治37年に誕生しました。
（ちなみに、すぐ近くにある本河内低部ダムが2番目に古いコンクリートダムです。）
長崎大水害後の治水対策として、古いダムを保存して、新しいダムが建設されました。
昔から桜の名所として市民に親しまれている場所です。

今回は普段は入れないダムの中にも入ってもらいました。
写真左が、貯水した水を水道用と河川用とに切り分けるバルブ室です。ステンドグラスがとっても素敵です。
写真右は、監査廊といってダムを維持管理するために作られたダムの中の通路です。

洋風なたたずまいの西山ダム管理事務所展望所からは新設ダムと旧ダムを一望することができます。
大変暑い中、皆さんお疲れさまでした。