令和7年度75回目を迎える“社会を明るくする運動”は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築こうとするものです。
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大石知事に「内閣総理大臣メッセージ」と「幸福(しあわせ)の黄色い羽根」が届けられました
令和7年6月13日(金曜日)、長崎保護観察所の梅木正吾所長、長崎県保護司会連合会の小野由利子会長ほか県内の更生保護に関係する方々が県庁に来庁されました。
大石知事に「内閣総理大臣メッセージ」が伝達され、「幸福の黄色い羽根」が贈られました。
内閣総理大臣メッセージ
“社会を明るくする運動”は、すべての国民の皆様が、犯罪・非行の防止と立ち直り支援についての理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、明るい地域社会を築くための全国的な運動です。昭和26年に始まって以来、多くの方々の御賛同・御協力を得て、今年で75回目を迎えました。
犯罪や非行の背景には、望まない孤独や社会の中での“生きづらさ”が存在していることが少なくありません。また、過去の過ちから立ち直ろうとする人々には、十分な時間と地域のなかでの居場所が必要です。悩める方々に寄り添い、互いに相手を受け容れることが、安心で安全な明るい社会の実現につながります。
こうした観点から、私たちが暮らす地域では、保護司や協力雇用主をはじめとする「更生保護ボランティア」の皆様が、社会復帰を目指す人々を身近で支え、その再出発を助けています。政府においても、再犯防止ための就労支援、保護司等との連携強化、町ぐるみの防犯活動の促進などに取り組んでいます。
この運動を通じて、より多くの国民の皆様に、立ち直り支援の活動を知っていただき、協力の輪が広がっていくことを期待いたします。併せて、「人は変われる」と信じ、それを待つことの大切さについても、御理解をいただければ幸いです。「幸福の黄色い羽根」のもと、多様な背景をもつ人々が、理解し合い、支え合うことによって、犯罪や非行のない明るい地域社会が実現するよう取り組んでまいりますので、国民の皆様の御協力をお願い申し上げます。
長崎県内での取組
再犯防止啓発月間と併せて、毎年7月1日から7月31日までを“社会を明るくする運動”強調月間として、全国一斉に運動が展開されます。
長崎県内でも、以下の取組のほか、各地区において、街頭キャンペーン、弁論大会など様々な啓発活動が行われます。
長崎県内での主な啓発活動(長崎県推進委員会事務局(長崎保護観察所)による)
主催団体 | 取組期間 | 取組内容 |
”社会を明るくする運動” |
7月5日(土曜日) | ”社会を明るくする運動”街頭広報パレード 長崎市魚の町公園(長崎市民会館前)からベルナード観光通りまで |
長崎地区保護司会 長崎更生保護女性会 長崎BBS会 |
7月16日(水曜日) | 県庁パネル展・物品販売(長崎県庁ロビー) |
”社会を明るくする運動” 長崎県推進委員会 |
8月2日(土曜日) |
第75回”社会を明るくする運動”中学・高校生長崎県弁論大会 |
各地区保護司会 | 7月 |
イエローライトアップ |
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