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研究内容詳細

研究テーマ:
表面処理技術の応用による機能的陶磁器製品の開発
種別:
経常研究
担当者:
阿部久雄、永石雅基、木須一正、秋月俊彦、久田松学、桐山有司
研究期間:
平成13年度
概要:
 新素材研究によって培われた機能的な材料技術を、陶磁器製品の新たな付加価値として活用することを目的として、上記材料技術を利用が可能なレベルに整備すると共に、市場動向に基づいた製品企画を行い、次の5つのアイテムの開発・試作を行った。(1)貴金属系の燃焼触媒を組み込んだ、安全で省エネルギーなアロマー、加熱機を開発すると共に企業の商品開発を支援した。(2)上絵具と銀系抗菌剤による処理剤により陶磁器製品の表面をカバーコートし、抗菌性陶磁器製品を試作した。(3)中空の陶磁器製アクセサリーに、気孔径を制御した多孔質セラミックスを装着し、これに香り成分をしみこませたオーデコロン製品を作製した。(4)低熱膨張性の陶磁器素地に導電性のセラミックス(PTCサーミスク)を組み込んだ加熱用陶磁器製品を試作した。(5)無機質のバルーンを配合した素地を調製し、断熱性・軽量な電子レンジ・IH対応の飲食器を開発した(特許出願中)。

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