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センターニュース

先端技術導入促進セミナー「ネイチャーテクノロジーの創成と活用」が開催されました。

2018.12.28

平成30年11月2日(金)に、先端技術導入促進セミナーを開催しました。このセミナーでは、地球村研究室LLC代表で東北大学名誉教授の石田秀輝氏をお招きし、「ネイチャーテクノロジーの創成と活用」というテーマでご講演いただきました。近年、人間活動の肥大化により様々な地球環境問題が引き起こされ、人々が求めるモノやサービスも環境配慮へシフトしています。モノが売れないとよく云われますが、それは人々のライフスタイルが変化しつつあるためと考えられています。こううした時代には、現在を視点に対策を考える「フォアキャスト」思考法ではなく、様々な制約を前提にした未来から、現在のあり方を考える「バックキャスト」思考法が有用と考えられています。人々は自立したライフスタイルを求めるようになりますが、不便な生活をしたいとは考えていません。理想と現実の間を埋める技術やサービスが求められています。講演では、水の要らない風呂や調湿性タイルの開発などを例として、バックキャストの考え方の説明がありました。当日は陶磁器関連企業、環境分野の企業、団体などから約30名の方々にご出席いただき、セミナー終了後も講師と盛んに意見交換が行われていました。

この度のセミナーに関するご質問等がございましたら、環境・機能材料科(代表:0956-85-3140)までお問合せください。

環境・材料セミナー(多孔質セラミックス)が開催されました。

2018.10.15

平成30年10月3日(水)に、環境・材料セミナーを開催しました。このセミナーでは、株式会社ナノテム(新潟県長岡市)の代表取締役社長で工学博士の高田篤氏をお招きし、「多孔質セラミックスによる革新的製品開発」というテーマでご講演いただきました。液晶用ガラス基板やシリコンウェファを浮上・搬送したり、真空吸着により固定して加工に用いる多孔質セラミックス製ステージが、デモ機を用いて紹介され、同製品は2m×2.5mの大形まで一体成形ができるとの説明に、参加者は一様に驚いていました。また、同社が新たに開発したハニカム型の研削砥石は、冷却水の廻りがよく、従来品よりも研削の速度が大きいとのことでした。さらに、こうした多孔質セラミックスが、近年、陶磁器産業においても、コーヒーフィルターやアロマ製品などに応用されている状況については、当センターからショートプレゼンにて紹介しました。当日は陶磁器関連企業、環境分野の企業、団体などから約20名の方々にご出席いただき、セミナー終了後も、デモ機を前に講師と盛んに意見交換が行われていました。
 この度のセミナーに関するご質問等がございましたら、環境・機能材料科(代表:0956-85-3140)までお問合せください。

所長からの挨拶成果品ギャラリー業務報告研究報告技術情報情報誌「窯KAMA」アスベストに関するQ&A

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