ながさきの地産地消

■地域食材活用レシピ

●地域食材活用レシピ詳細

[2013.10.01]
大村寿司

料理

[素材]

戦国時代、戦いに勝利を収めて帰還した大村藩士を、領民が手近にあったもろぶた(木箱)で押し寿司を作って出迎えました。これを兵が脇差しで角切りにして食べたのが始まりとされます。

[材料(3人前)]
米 1カップ半+水 300cc+だし昆布 5g+日本酒 大さじ1
(炊飯器で炊く)

・干椎茸・・・・・8g
・かんぴょう・・・8g
・茹で竹の子・・・25g
・れんこん・・・・20g
・ごぼう・・・・・50g
・奈良漬・・・・・25g
(干椎茸は戻す。かんぴょうは洗って塩でもみ、柔らかくゆでる。各材料とも細かく切る)

・白身魚(身のみ)・・・60g
(ゆでて小骨と皮を除き、布巾に包み水洗いして軽く絞る)

・紅しょうが・・・適量(せん切り)

A)酢 大さじ2+砂糖 大さじ1+塩 小さじ2(合わせ酢)
B)椎茸の戻し汁 200cc+薄口しょう油 小さじ1+本みりん 小さじ1+塩 小さじ1/2
C)日本酒 大さじ1+塩 小さじ1/4+砂糖 大さじ1+食紅 少々(水で溶く)
D)卵 3個+砂糖 大さじ1+塩 小さじ1/4
  焼き油・・・適量(錦糸卵を作る)

[つくり方]
1 炊いたご飯を寿司桶に取り、Aを振りかけて木じゃくしで切るように混ぜ、うちわであおいで冷ます。

2 鍋にBと椎茸を入れて弱火で3~4分煮る。小網で引き上げ汁を切り、かんぴょう、竹の子、れんこんを入れて5~6分煮て引き上げ、さらにごぼうを入れて5~6分煮て引き上げる。

3 白身魚とCを鍋に入れ、弱火にかけ3~4本の箸で混ぜながらそぼろを作る。

4 寿司型を合わせ酢(別に準備)でよく湿らせすし飯半分を広げ、ごぼうを敷き、その上に残りのすし飯と椎茸、かんぴょう、竹の子、れんこん、奈良漬、そぼろを重ねる。

5 最後にDを一面にのせ、寿司型のふたで強く押さえ、適度な重石を置く。

6 そのままで1時間ほどおき、包丁を合わせ酢で湿らせて4~5cm角になるように木型を当てながら切る。

7 器に盛り、紅しょうがを飾ってできあがり。

[おいしくつくるポイント]
寿司型がないときは皿に盛り、ちらし寿司のようにしてもおいしいですよ。

[シェフ]
料理研究家
脇山 順子様

▲TOP

⇒2013年のレシピ一覧に戻る
⇒地域食材活用レシピに戻る
[トップに戻る]
長崎県農林部農山村対策室
長崎県農林部農産加工流通課
長崎県水産部水産加工流通課