ながさきの地産地消

■地域食材活用レシピ

●地域食材活用レシピ詳細

[2013.07.01]
じりじり

料理

[素材]

江戸時代後期、捕鯨が盛んだった平戸市生月町では、「じりじり」という鯨料理が伝わっています。鯨の皮須を炒める時に油が出て、音が「じりじり」ということからこの料理名がついたといわれます。免疫力を高めるビタミンAや鉄分が多く、高タンパク低カロリーな鯨肉に、いろいろな食材を加えてすきやき風の味付けでおいしくいただけます。

[材料(3人前)]
・鯨の皮須(背中の油皮)・・・100g(薄切り)
・鯨の胸身(赤身)・・・・・・100g(5mm厚さ)
・三つ葉・・・・・・・・・・1束(4cm長さ)
・そうめん・・・・・・・・・1束(茹でておく)
<材料A>
 ・たまねぎ・・・・・中1個(縦切り)
 ・にんじん・・・・・小1本(短冊切り)
 ・えのき(干)・・・・1束(水で戻す)
 ・白菜・・・・・・・3枚(そぎ切り)
 ・長ねぎ・・・・・・1本(斜め切り)
 ・糸こんにゃく・・・1袋(さっと茹でて
              10cm長さに切る)
<材料B>
 ・ジャガイモ・・・・中1個(半月切り)
  ※芽を除き、一度水につけ皮ごとラップに
   包み、600wのレンジで4分
 ・焼き豆腐・・・・・1/2丁(1cm厚さに切る)
【調味料】
 ・ざらめ(砂糖)・・・大さじ2
 ・本みりん・・・・・大さじ2
 ・日本酒・・・・・・大さじ2
 ・濃口しょう油・・・大さじ2
 ・昆布茶・・・・・・小さじ1/2

[つくり方]
1 なべを熱し皮須を炒めます。その油で材料Aを加えて炒めます。

2 野菜がしんなりしたら、中火にして調味料を加えます。煮立ったら赤身と材料Bを加えて炒めます。

3 全体に味が回ったらそうめんと三つ葉を加えて混ぜ合わせ、出来上がりです。

[おいしくつくるポイント]
調味料にざらめや昆布茶を使うと旨味が増しますよ

[シェフ]
料理研究家
脇山 順子様

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