







ある朝の大村湾。かなり凪です。水際をよ〜く見てください→
な〜んか、ヘンだと思いません?
別の風景。ホラ!絶対ヘンでしょ?(画面右中央をアップ→)
グレーの横長な長方形が空中に浮かんでいるぞっ!?
何か幾何学模様が???
さらに別の風景。(画面中央をアップ→)
これ、岩なんですが不思議な事に上下対象。
これ、ホントはテトラポッドなんですが不思議な事に柵みたい。
さて、これらの不思議な写真、何かわかりますか? 共通する点として、陸上の風景が上下逆になって海面に浮かんでいる、その結果、陸と海の境界がはっきりしない。これらは、実は蜃気楼なんです。冬の大村湾では蜃気楼が見られる事があります。
上に見られる現象は正確には「上位蜃気楼」と呼ばれます。海上に島が浮いて見える“浮島”とか、夏のアスファルト道路に見られる“逃げ水”も上位蜃気楼の一種です。
冬の寒い時期、海面付近の空気が海水温で暖められる事があります。そうすると『海面に近いところに暖かい空気−その上に冷たい空気』という空気の層ができます。暖かい空気と冷たい空気とでは、光の屈折率が変わるために、このような珍しい風景になるのです。
それほど珍しい現象ではなく、寒い冬に暖かい海水のある場所なら、どこの海岸でもこの現象が起きる可能性があります。ただ、問題はそれを観察する場所なんですよ!。普通、海岸の向こうは海です。海の上から見る機会はなかなかないですよね。
しかしここは大村湾!周りは全部陸です。大村湾岸の1点から周りを見渡せば、必ずどこか別の湾岸が見えます。そう、大村湾はこの蜃気楼を観察するのに絶好の地形なのです。
ただし、あまり近いところを眺めてもダメです。光が屈折して虚像を作るのにある程度の距離が必要です。上の写真の内★の付いたものは、35mm換算で1,000mm程度の超望遠で撮影したもの。だから、肉眼では「う〜ん、なんかヘンだなぁ〜」と思えるくらいにしか見えません。でも8X程度の双眼鏡があれば、バッチリ見えますよ!
寒い冬の朝、日が上る前なら、大村湾岸のどこでも見える可能性があります。ちょっと不思議なこの風景、みなさんも見てみませんか?
大村湾の幻?
???
ちょっと分りにくいですかね。では別の写真
さらに・・・・・・
ついでに・・・・・・
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『大村湾凍る!』に続く、
大村湾の珍しい自然現象第2弾!